冷たいポーカーフェースのハン・テソクを緻密に演じるチョ・ウジンのリハーサル現場も興味深い。冷徹に感染病の事態を収拾していったハン・テソクの秘密は視聴者たちを混乱に陥れた。彼には感染病にかかった妻がいて、“ネクスト”を市中にばら撒いた製薬会社会長の裏の顔も知っていた。ハン・テソクの危険な歩みは、テンションを高めて今後の展開をより一層興味深くした。
前回の放送では、マンションが封鎖される危機の中、事態収拾に出たユン・セボムとチョン・イヒョンの姿が描かれた。コホート隔離にも深刻性が分からず自身の利益を追う人々、欲望と利己心は感染病の裏に潜むまた別の恐怖をかもし出して鳥肌を誘った。安全だと信じた空間は、すでに最も危険な場所となった。ユン・セボムとチョン・イヒョンをはじめとする101棟の住民たちは、感染者に囲まれたまま101棟に孤立状態となった。誰でも感染者になってしまう状況で恐れが呼び起こした警戒と疑いは、人々の間に亀裂を生じさせ、感染者とともに孤立した“101棟”で繰り広げられる生存への道は今から始まる。
「ハピネス」の制作スタッフは、「ハン・ヒョジュ、パク・ヒョンシク、チョ・ウジンをはじめとする俳優たちの熱演が、ひと味違う都市スリラーを完成させた力」としながら、「恐れは利己心を産み、また別の危険を呼び起こす。危機に巻きこまれた人々の変化、選択を見守ってほしい」と伝えた。
一方、「ハピネス」は毎週金、土曜日午後10時40分からTVINGとtvNで放送中だ。
WOW!Korea提供