「BTS」事務所HYBE、日米それぞれでデビューのガールズグループ&ボーイズグループなどについて発表

◆経験の革新でファンの経験の拡張

一方、HYBEはフィンテック業界のトップ企業ドゥナムとのパートナーシップを発表し、アーティストIPとNFTが結合した新たな事業モデルに対する青写真を提示。HYBEとドゥナムは戦略的パートナーシップを結び、新たな法人を通じてアーティストIP基盤のコンテンツや商品がファンのデジタル資産になるNFT事業を進めていくことを宣言した。

代替不可能トークンとも呼ばれるNFTは、世界にたった一つの一番安全で、確実に証明可能なデジタル資産を言う。主にデジタルコンテンツや商品にブロックチェーン技術で共有価値を付与して生産される。ドゥナムはアーティストIPとブロックチェーン技術の融合はエンターテインメント産業のあらたな確信であり、独特な価値を作り出す人たちとそれを支持してきたファンのための技術になると説明した。

HYBEとドゥナムは今後、アーティストIP基盤のデジタル資産をWeverseのようなプラットフォームで収集、交換、展示など様々な安全な方法でファンの経験を広げていく方法も考えていくことを明らかにした。

◆日米地域別に最適化された事業を基盤としたグローバルトップアーティストのデビューを予告

HYBEの根幹である「Music&Artist」パートでは、アメリカと日本で準備中のグローバルアーティストのデビュープロジェクトをはじめ、様々なグローバルアーティストの活動成果と計画を紹介。

まずHYBEアメリカは、HYBEとユニバーサルミュージックグループ傘下のGeffen Recordsの合作でグローバル女性ポップグループのデビュープロジェクトを初公開した。HYBEアメリカは、アメリカ現地でのトレーニングシステムやアーティストのデビュー過程が分かるコンテンツ競争力を基盤に地域と文化、ジャンルの警戒を越える最高のグローバル女性アーティストグループを発掘するという。「HYBE・Geffenグローバルガールズグループオーディション」は今月28日まで参加者を受け付けている。

またHYBEジャパンも日本デビューするボーイズグループの「グローバルデビュープロジェクト」を伝えた。昨年「I-LAND」で実力を検証された4人と共にする新たなメンバーを選ぶオーディション番組「&AUDITION」が来年、日本の放送をはじめYouTubeチャンネルを通じて全世界に公開されることを予告。デビューグループはHYBEレーベルズジャパン所属で、独特な体系育成システムのもとで活動することになり、マネジメントやマーケティング、HYBEジャパンの360度事業、プラットフォーム事業、アーティストIPを基盤とした事業まで全ての力量を新人グループデビューに終結していくという。

最後にパン・シヒョク議長とパク・ジウォンCEOは、改めてHYBEの「境界のない拡張」を強調し、HYBEが準備している未来について説明した。

パク・ジウォンCEOは「音楽に基盤するが、特定の産業領域に極限されていない多様なことを準備しながら、限界なく想像し、恐れることなく進んでいくことが、HYBEが未来を準備する方法だ」と述べた。続けてパン・シヒョク議長も「一つの定められた方向だけが正解にならない『無境界』の時代には、さらに多くの協力とコミュニケーションが必要であり、このような時ほど『なぜするのか』に対する本質を忘れてはならない」と強調した。

WOW!Korea提供

2021.11.04