人気ドラマ「賢い医師生活」とナ・ヨンソクPDの人気シリーズ「三食ごはん」のコラボ番組「賢い山村生活」(tvN)が10月29日(金)放送の第4話で、この番組だからこそできるファン心をくすぐる演出をした。
それが、“99ズ”(チョ・ジョンソク、ユ・ヨンソク、チョン・ギョンホ、キム・デミョン、チョン・ミド)が「賢い医師生活」(第11話)のリアルタイム視聴をするシーンだ。
画面左下のワイプにはドラマ映像がそのまま差し込まれていたので、どのシーンで誰がどのような表情をしながら見ているのか、よく分かる演出になっていたのだ。この見せ方は、同じ放送局だからできることであり、元をたどれば、KBSの入社同期であるナPDと「賢い医師生活」のシン・ウォンホ監督の関係性があるからだ。これまで、ナPDの5分バラエティ「振り向かないで」で、ユ・ヒヨルと「SECHSKIES」のコラボ曲「振り向かないで」のMVをシン監督が手掛けるなど、すでにコラボをしていることも大きいだろう。
ドラマの放送時間に間に合うよう夕飯を済ませ、お茶の間に集まった“99ズ”とゲストの女優シン・ヒョンビン、キム・ヘスク。チョン・ギョンホとキム・ヘスク以外、全員が「99」の文字が入ったキャップをかぶっていて、スポーツ観戦をするみたいな雰囲気だが、このような些細なところからもチームワークの良さを感じる。
ドラマの放送が始まると、チョン・ギョンホは口あんぐりで、完全に視聴者モード。99年にイクジュン(チョ・ジョンソク)がソッキョン(キム・デミョン)のため、ソンファ(チョン・ミド)を諦める回想シーンでは、「思ったよりも悲しいね」とチョ・ジョンソクが言うと、「なんであんなことしたの、ジョンソク」とキム・ヘスクも物語にすっかり入り込んでいた。
また、ラブシーンを見るメンバーたちのリアクションも面白かった。ソッキョン&ミナ(アン・ウンジン)の告白シーンでは、キム・デミョンの眉毛が8時20分になっていることをイジりながらも、チョ・ジョンソクは鳥肌が立ったとし、キム・デミョン本人も演じながら悲しかったし、申し訳なくて涙が出そうになったという。チョン・ミドとシン・ヒョンビンはこのシーンを見ながらウルッとし、涙を拭いていた。
その後、イクジュンとソンファの車内キスシーンでは、チョン・ミドが「これ以上、感情を我慢できない状態」とこのシーンを説明。ユ・ヨンソクは心臓がドキドキするみたいにハザードランプも点滅していると演出的な部分にも目をつけ、チョン・ギョンホは「わぁ、こんなにロングテイクなの?」と驚くと、チョン・ミドとチョ・ジョンソクが監督から「息が詰まるように演じてほしい」とリクエストされたことを明かした。
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