韓国の「デジタルコンテンツ保護委員会」、通信事業者に著作権侵害への対応を要請


韓国の大手放送局(KBS、MBC、JTBC)や映画の著作権者らで構成する「デジタルコンテンツ保護委員会(仮)」が、通信事業者らに不法トレントサイトでのダウンロード常習者に対する制裁措置を求めた。

委員会は21日、KBSを通じて「トレントサイトを頻繁に利用する著作権侵害者に対するモニタリングを数年前から行っており、国内の通信社を利用して著作権を侵害しているIPを把握しているところだ」と明らかにした。

委員会によると、韓国著作権保護院が調査した結果、今年上半期にオンラインで出回った不法コピーは約87万件に上り、そのうち60%以上である54万件がトレントサイトを利用したものだった。

委員会は「テレビ番組や映画の公開直後に不法ファイルが出回るケースが大部分であり、コンテンツ著作権者の被害が非常に大きい」とし、「国内の通信社が自社のチャンネルを利用して著作権を侵害している利用者に対し(制裁)措置を取り、国内の文化産業発展のための著作権保護に積極的に協力することを要請する」と発表した。

さらに「2018年には、大型トレントサイトが閉鎖され運営者が検挙されるなど、捜査機関による大々的な取り締まりが行われたが、サーバーとドメインを変更すればすぐに別のサービスを作ることができるため、根本的な解決策にはなりにくいのが実情」と述べた。

そうした上で「不法トレントサイトが訪問者数による広告収益で運営されている点を考慮し、著作権法などによって通信事業者に常習的な不法トレントサイト利用者のアカウントに解約措置を取るよう要請する計画」としている。

WOW!Korea提供

2021.10.21

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