その10日後、2回目の撮影では、また新たなゲストとして俳優パク・ギウンが登場した。正確に言うと、3人よりも先に“ペガハウス”に乗り込み、3人を待ち構えていたのだ。本来、翌日に来る予定だったのが、撮影前に出演するというニュース記事が出てしまい、3人にサプライズを仕掛けることができなくなってしまったので、予定より1日早く来て、驚かせようと思ったのだとか。
パク・ギウンは「ペントハウス」出演者ではないが、オム・ギジュンとは10年前から、同じバスケチームに所属している間柄で、ポン・テギュ、ユン・ジョンフンとはドラマ「リターン-真相-」(SBS)で共に悪役を演じた間柄。つまり、3人とは仲が良く、同じ“悪役”の共通点を持っているということだ。
現在、俳優でありながら、画家としても実力を認められているパク・ギウンはさっそく、ポン・テギュから、この家全体をキャンバスだと思って絵を描いてほしいとミッションを与えられ、「これがキャンバスなら3年はかかる」と返していたが、ここから労働地獄(?)が待っていた。
3人とも食事の準備に取り掛かり、慌ただしく動き始め、かまってもらえないパク・ギウンは、事前にスタッフからこの番組は、映画「リトル・フォレスト」のように平和で穏やかなコンセプトだと聞いていたそうだが、生存ゲームをしているようだと苦笑い。ユン・ジョンフンがキッチン、ポン・テギュがかまど、オム・ギジュンが洗い場に分かれ、それぞれ黙々と動いているのを見ながら、何をしたらいいのか分からず、ポン・テギュに近づき、いろいろ話しかけていたら、ユン・ジョンフンから「トーク番組をしに来たの?」とつっこまれる場面も。
結局、洗濯ロープの取り付けを任されたが、完全に独りぼっち状態にされたパク・ギウン。「3人で同じドラマに出たからって、僕だけ仲間外れにして」とぼやいていたが、3人にとって、それだけ気を遣わなくていい相手ということだ。
そして、食事中には、またもやトーク番組の司会のように、オム・ギジュンに「いつ舞台の練習をしているんですか?」などいろいろ質問をし始めたので、「気になることがあるんだったら、メールで聞けよ」とつっこまれていたが、その後もパク・ギフンは本当によくしゃべるキャラクターであり、タープテントの取り付けや調理台作り、料理などなんだかんだで3人の仕事を手伝い、4人目のメンバーのように馴染んでいた。
いまのところ、ゲストがゲスト待遇ではなく、3人と一緒に家仕事を行いながら、飾らない姿を見せており、体力的にきつそうだが、常に楽しそうなのが伝わってくる。次回はゲストとしてやって来る女優キム・ソヨンがどんな姿を見せるのだろうか。
WOW!Korea提供