白血病を乗り越えてアイドルに挑戦…サバイバルオーディション「野生ドル」デビュー組14人の過去が想像以上


「野生ドル」の志願者たちが過去を明らかにした。

MBCサバイバルオーディション番組「極限デビュー野生ドル」(演出:チェ・ミングン、ハン・ヨンロン、以下、野生ドル)は4日、MBCの公式YouTubeを通じて、デビュー組14人のトークを盛り込んだ最初の映像を公開した。

この映像にはイム・ジュアン、クォン・ヒョンソク、イ・ジェジュン、キム・ヒョンヨプ、ソ・ソンヒョクが登場しこれまで隠されていた自分たちの正体を明かし、「野生ドル」に志願する前の話を聞かせた。

# イム・ジュアン、「突然のグループ解散…途方に暮れた」

デビュー組14人の中の1位を獲得したイム・ジュアンはグループ「WE IN THE ZONE」のメインダンサーとして約1年半活動した。

イム・ジュアンは「今は解散をしている。突然そうなって、絶望した感じだった。とても虚しかったし、失望して途方に暮れた」と、グループ解散後9か月間寝込んでいたと打ち明けた。

イム・ジュアンは「(『野生ドル』への志願に関して)別の友人が連絡を受けていた。思わず『僕のほうに(話を)つなげてくれないか?』と言った。『僕がアイドルを本当にやりたい、これをやらねば』という確信が生まれたようだ」とし、「最後だと思い挑戦する」と気丈な覚悟を確かにした。

# クォン・ヒョンソク、「白血病を乗り越えアイドルに挑戦」

クォン・ヒョンソクは「2019年10月に急性骨髄性白血病を患っていることを知った。免疫力が低下し、血小板が他人の10分の1しかなかった」という胸の痛むエピソードを明かした。

また無菌病室で過ごしながらつらかった時期にアイドルたちのステージを見ながら、エネルギーを得たとし、自分もそんな人になりたいと述べた。

現在、体調は完治と同様の程度で好転したというクォン・ヒョンソクは、「何かが足りなかったりつらい思いをした人も努力すれば温かく見守ってくださると思い、よい結果が出る時もある」と明かし、笑みを浮かべながら前向きなエネルギーを発散した。

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2021.10.04