映画「NOT OUT」で彗星のごとく現れた韓国の若手女優ソン・イジェが、映画「ザ・シーン」の主人公にキャスティングされた。
映画「ザ・シーン」(ハン・ドンソク監督)は、有名監督のダンス映画にキャスティングされた2人の女優を中心に、科学的に説明のできない怪異な現象と恐ろしい事件が展開される、人間の「原罪」をテーマとした作品だ。
制作会社「DOOR E&M」によると、「ザ・シーン」は一般の観客も楽しめるアート映画をモットーに、国内の映画祭のほかシッチェス映画祭やブリュッセル映画祭などの国際映画祭も射程に入れて企画された作品。動画を出入りするオカルト的な要素にホラーやミステリー、 スリラー映画の要素まで取り入れた複合ジャンルに仕上がっており、これまでにない独特な世界観が込められた映画となっている。
ソン・イジェは、シヨン(キム・ユネ)とともにダンス映画に出演する女優のチェヨン役を演じた。しっかりした演技力だけでなくダンスの実力も兼ね備えたキャラクターだけに、実際にダンスを専攻していたソン・イジェの多才ぶりがいかんなく発揮されるだろう。
2017年に「SNLコリア9」のクルーとして有名になったソン・イジェは、ドラマ「パフューム~恋のリミットは12時間~」「ウェルカム2ライフ~君と描いた未来~」「キム秘書はいったい、なぜ?」などに出演し、演技の幅を広げてきた。そして、今年のチョンジュ(全州)国際映画祭で3つの賞を受賞した映画「NOT OUT」(イ・ジョンゴン監督)で、スヒョン役でスクリーンデビューし、ニューフェイスの新鮮さと持ち前の演技力で強烈なインパクトを残した。
映画「ザ・シーン」には、キム・ユネ、ソン・イジェ、パク・チフンらが出演する。10月4日にスンチョン市で本格的なクランクインを控えており、2022年に韓国の映画館及びOTTプラットフォームで公開される予定。
WOW!Korea提供