そして、エンタメ事業は投資の成果がすぐに出るわけではないので、先を見ながら投資するため、大きいことにはスパッといけるけれど、紙代など細かいことは気になるのだとか。そう言いながらも、イ・スギョンが映画共演者へのプレゼントとして、タンフル(フルーツ飴)を作っている間、イ・スギョンやスタッフらに飲ませるドリンクなどを下のカフェに買いに行くキム・ナムギル。もちろん、このカフェも運営しており、従業員向けの福利厚生の一つなので、従業員はドリンク代が無料になるカフェだという。お金は、ここぞというところでは惜しまない使い方をするスタイルのようだ。
スタジオでは、イ・スギョンへの質問を自分が答えてしまい、“主人公病”が抜けないと大笑いしていたキム・ナムギルだが、一緒に仕事の現場に来たのは今回だけではなく、「奇跡」の制作発表会が初めてだったとか。
それだけ、イ・スギョンを大事に思っているということなのだが、今回マネジャーとして車の運転をしたり、インタビューの現場では記者にコーヒーを差し入れしたり、ヘアメイクのときにはリラックスできるようスリッパを履かせてあげたり、甲斐甲斐しく動いていた。さすがに疲れたか、ヘアメイクを待つ間、ソファに横になり、うとうとしていたのもキム・ナムギルの魅力だろう。
この日、イ・スギョンの最後のスケジュールは「奇跡」のムービートークだった。控室にパク・ジョンミン、ユナ、イ・ソンミンら主要キャストが勢揃いし、キム・ナムギルは全員と仲良さそうにあいさつをしながらも、マネジャーという立場だったからか、両手を前に組み、謙虚な姿勢で立っている姿が印象的だった。
イ・スギョンはバラエティ初出演を終え、キム・ナムギルに対し、「出会ってから数年しか経っていないけれど、深い絆を感じています」とし、「いつも感謝しているし、これからも一生私の社長でいてください」と伝えていた。キム・ナムギルは「2019 SBS演技大賞」で大賞を受賞し、俳優としてもトップクラスだが、社長としても厚い信頼を得ているようだ。
WOW!Korea提供