人気アイドルグループ防弾少年団は他のアイドルと違った。ステージを愛してステージの上で熱情を燃やすという点はおなじだが、防弾少年団のコンサートは少し特別だった。
防弾少年団は28日~29日の両日、ソウルオリンピック公園オリンピックホールで2度目の単独コンサート「2015 BTS LIVE TRILOGY: EPISODE I. BTS BEGINS」を開催、総勢6500人余りの観客を動員した。
今度の公演は、去年開催した最初の単独コンサートの延長線上だといえる。はじめからコンサートを3部作で企画して、去年「防弾少年団の現在」を見せ、今度は過去に逆って「防弾少年団の開始」をテーマにした。
テーマに合わせて多彩なステージが披露された。アルバム収録曲とタイトル曲に加えて、5月に発表する新しいアルバムの収録曲のステージが最初に公開された。目立った点はデビューの前に発表したミックステープのステージが披露されて、防弾少年団だけの特別な公演が完成した。
防弾少年団のコンサートが、他のアイドルの公演と一番大きく違った点は、トークがほとんどなかったという点にある。普通、アイドルや他のミュージシャンのコンサートでは、ファンとの交流のために多く話をする。防弾少年団も、やはりファンにあいさつをして一緒に公演を作り上げて行ったが、コメントを最小化してステージに集中したという点が一味違った。
コメントなしでステージだけでファンを楽しませる能力もすごかった。公演に集中して次々とステージを歩き回る防弾少年団の姿はもっと自信にあふれて見えた。それほど自分たちのステージに自信があったし、ファンもその自信あふれるステージを充分に楽しんだようだ。
防弾少年団は4月中旬のカムバックを目標に新しいアルバムを制作中だ。