この日公開されたビハインド写真には、チョン・ドヨン、リュ・ジュンヨルの情熱いっぱいな撮影現場の後ろ姿が収められた。 わずかワンシーンのために絶えず対話をするチョン・ドヨン、一瞬も台本を手から放さないリュ・ジュンヨルの超集中モーメントが視線をひきつける。
ブジョンの悔しい過去がベールを脱ぎ始めた中で、カンジェを通じて少しずつ笑顔を取り戻し始めた彼女の変化は、視聴者の熱い応援を引き出した。
チョン・ドヨンは、ブジョンの言葉にできない苦痛を抑制と爆発を行き来する幅広い演技で描き出しながら真価を発揮している。リュ・ジュンヨルは、カンジェの孤独で寂しい雰囲気を全身で発散する。カンジェは死んだジョンフン（リュ・ジフン）が、ブジョンと深くからんでいるという事実に混乱してしまう。 これにブジョンの遺書まで発見したカンジェが、どういう理由なのか彼女が送ったメッセージに答えて予測できない展開を予告した。 果たしてブジョンとカンジェはどんな運命をむかえるのか、成り行きが注目されている。

この上なく大きい試練の前で崩れたブジョンと、自身の未来に恐れを感じてさまようカンジェ。 違う世界に住んでいた2人が、自身も知らないうちにひかれあう過程は、チョン・ドヨン、リュ・ジュンヨルの繊細な熱演でその共感の深さを加えた。 これは断然「人間失格」に好評があふれる理由でもある。

「人間失格」の制作スタッフは「チョン・ドヨン、リュ・ジュンヨルが積み上げていく感情線は、やはりディテールが違う。背を向けるともう一度深くかみしめるような濃い余韻を残す」とし、「関係のターニングポイントをむかえただけに、より一層強力なシナジーと信じて見る俳優たちの真価を発揮するだろう」と伝えた。 引き続き「人生の喪失と彷徨の中、お互いから“光”を探して行くブジョンとカンジェの変化が本格化するので見守ってほしい」と伝えた。