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ソンジュン、初恋を激白。
人生を教えてくれる素敵なお姉さんはいなかった。
ソンジュン主演の「抱きしめたい~ロマンスが
「抱きしめたい~ロマンスが
――「抱きしめたい~ロマンスが必要~」の台本を最初に読んだときの感想は? 本作への出演を決めたきっかけを教えてください。また、「ロマンスが必要」のシーズン1、シーズン2をご覧になったことはありましたか?
台本がおもしろかったです。胸に迫り来る台詞も多かったですね。キャスティングされた当時、シーズン1、シーズン2は見ていない状況だったのですが、若い女性の方々に爆発的な反応を得たドラマということはもちろん知っていました。マニアがかなり多いシリーズドラマなので、プレッシャーも大きかったです。韓国に“うまくやってもともとだ(うまくやって当たり前)”という言葉がありますが、この役はうまくやって当然だ…という気持ちだったように思います。
――ソンジュンさんが演じたチュ・ワンの魅力について説明をお願いします。実際のソンジュンさんとの共通点、逆にこういう部分はまったく似ていないという点があれば教えてください。
韓国で放送されたとき、視聴者のみなさんからチュ・ワンを見て「もどかしい」「やるせない」という反応が多かったです。チュ・ワンはジュヨンのことが好きなのに、ジュヨンの片想いについてアドバイスをしたり、彼女の(他の男性との)恋愛を応援するという内容は普通の男性だったら絶対に理解できない場面ですよね。僕もやはりそうでした。でも、劇中のチュ・ワンというキャラクターは、感情に対してものすごく自由な人物なんです。自分が確信を持った感情については、周囲を気にすることなく自由に表現することに長けた人物なので、演じながら不自然だったりぎこちない点は感じませんでした。共通点は…そうですね…。あまりないような気がしますが…。
――チュ・ワン(=アレン・チュ)は世界的に人気のあるアーティスト(音楽家)で、自信にあふれたキャラクターですが、どんな点に最も気を遣って演技をされましたか?
若いのに自ら作曲した歌でビルボード100に名を連ねた人物なので、おそらくかなりプライドが高い人だろうなと思いました。でもその一方で、僕から見たチュ・ワンは仕事以外の部分で作曲家としてのエゴをむき出しにしたり、誇示したりするキャラクターではなかったと思います。むしろその反対ですね。ドラマの中に、ジュヨンがプロデューサーとして仕事をしているチュ・ワンを見て、新しい魅力を感じる場面が出てきます。その前までは、ジュヨンにとってチュ・ワンは人気のある作曲家でなく、ただただ幼くて面倒を見てやらなければならなかった、ブサイクな“コグマ(さつまいも)”だったわけです。それほど、チュ・ワンは自身の作曲家としてのエゴをうまく隠す人物です。でも、スター作曲家としてベースに敷かれた自信というのは確実にあるなと思いました。
――ソンジュンさんにもチュ・ワンにとってのシンシン(=シン・ジュヨン)のような存在の方はいましたか? 初恋の思い出は?
ジュヨンみたいに人生を教えてくれる素敵なお姉さんはいなかったと思います(笑)。
――キム・ソヨンさん、ナムグン・ミンさん、ワン・ジウォンさんの第一印象と、共演の感想をお聞かせください。
共演するのはどの方も初めてでした。ナム・グンミンさんはおもしろい方です。ベテランなので、演技をするときも学ぶ点が多かったです。ジウォンさんは年が近くて、話がよく合いました。ソヨンさんは、今考えると感謝することがとても多いです。僕は至らない点が多かったのに、共演者の俳優を気遣う心が大きい方です。俳優として学ぶ点も多いです。いつも現場に早く来て、しっかり準備をされていました。
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――ドラマにはシン・ジュヨン(キム・ソヨン扮)、オ・セリョン(ワン・ジウォン扮)、イ・ミンジョン(パク・ヒョジュ扮)、チョン・ヒジュ(ユン・スンア扮)など、それぞれに異なる魅力を持つ「働く女性」が登場しましたが、ソンジュンさんの理想の女性に最も近いキャラクターは誰でしょうか?
シン・ジュヨンとオ・セリョンを合わせたキャラクター?(笑)。僕はしっかりしていて賢い女性が好きなんです。話すときにセンスやウィットに富んだ人。
――劇中でナムグン・ミンさんが演じたカン・テユンとライバル関係になりますが、撮影時はどんな雰囲気でしたか? また、愛する女性をめぐって三角関係になったら、実際のソンジュンさんならどうしますか?
現場では楽しく撮影しましたよ。実際に起こったら理解ができない状況だったと思います。でも、ありえない状況もありうるように見せるのが物語の力であり、ドラマの魅力だと思います。
――特に気に入っているシーンや台詞があれば教えてください。
チュ・ワンがジュヨンを背負って、幼いジュヨンたちと並んで歩くシーンが記憶に残っています。チュ・ワンにはいい思い出として残っているジュヨンがどうしてそこまで冷たく振る舞うのか、それぞれの記憶がどれほど違っているのか、お互いの差をよく理解できたシーンなので記憶に残っています。
――ジュヨンのために料理をするシーンも多かったですが、普段から料理はしていますか?
僕は料理ができないんです。明け方に一緒に起きておかゆを炊いて、ものすごくかわいい弁当を作る男……。チュ・ワンはそういう点で僕にとってもはとても非現実的ではありますが、女性にしてみると理想の男性かもしれないです。
――「抱きしめたい~ロマンスが必要~」について周囲の反応はいかがでしたか? また、視聴者の方々からどんな点が最も愛されたと思いますか?
台詞に共感できる、まるで自分の話みたいでどっぷりハマってしまった、という話もたくさん聞きました。ファンタジーと共感を適度に満たした点が「抱きしめたい~ロマンスが必要~」の最も大きな魅力だと思います。僕が見たところ、チュ・ワンは完璧に近い男なんですね。現実には存在しなさそうな男性キャラクターに満足を感じた女性視聴者が多かったみたいです。チュ・ワンのように非現実的なキャラクターとの恋愛で視聴者のファンタジーを満足させつつ、同時に30代半ばの女性たちが感じている事柄と、恋愛についてのストーリーをストレートに描いた点も多くの方に愛された理由だと思います。
――これからドラマを視聴する日本のファンのみなさんのために「抱きしめたい~ロマンスが必要~」の見どころの紹介とメッセージをお願い致します。
「抱きしめたい~ロマンスが必要~」は33歳のヒロインの結婚と恋愛、そして仕事のキャリアに対してストレートに描いたドラマです。多くの方々に共感していただき、楽しんでいただけそうです。日本の視聴者のみなさんにも、「抱きしめたい~ロマンスが必要~」にたくさんの関心と応援をお願いします。
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「抱きしめたい~ロマンスが必要~」DVD
DVD-SET1&Vol.1~5レンタル 2015年2月4日(水)リリース
DVD-SET2&Vol.6~11レンタル 2015年3月4日(水)リリース
各15,200円(税別) 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
DVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/dakishimetai/
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