新型コロナウイルス感染症の状況の中、オンタクト(Untact:非対面)で行われた第30回「ロッテ免税店ファミリーコンサート」が大成功を成した。
ロッテ免税店は、27日午後5時から約90分間行われたコンサートで、最大同時接続者数55万人、総視聴数220万回を記録したと、28日に明らかにした。
今回のコンサートは、新型コロナ克服への願いを込めて「Hi、world!Duty-Free life、again」をテーマに行われた。BTSとTOMORROW X TOGETHER、ファン・チヨル、GFRIEND、イ・ヒョンが出演して、素晴らしい歌唱力とパフォーマンスを披露した。
ファミリーコンサートの効果でロッテ免税店の会員数も急増した。参加申込期間である先月31日から今月25日までロッテインターネット免税店の新規加入者は90万人に達した。1日平均約3万5000人が増えたわけだ。これは、前年同期比で約590%以上増加した数値だ。
登録顧客の国籍の多様さも注目に値する。インドネシア、フィリピン、ベトナムなど東南アジア地域の新規会員が全体の44%を記録した。既存の比重が小さかったアメリカやヨーロッパなど他の国籍の会員もまた38%の割合を示した。韓国人会員も12%を占めた。
年齢別では、韓流文化と免税店ショッピングに興味を持つ多くの10代と20代が、それぞれ37%と43%の割合を占めた。
2006年から始まったロッテ免税店ファミリーコンサートは、大韓民国を代表する韓流文化コンテンツとして定着した。これまではオフラインで大規模に行われたが、今回のコンサートは初の事前録画とオンタクトで行われた。
4面の大型LEDを活用したステージと合計12台のカメラを動員した演出により、高いクオリティの公演を準備した。英語、簡体字中国語、繁体字中国語、ベトナム語など6つの言語に翻訳されて世界の人々が一緒に楽しむことができる祝祭として定着した。