※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれます
「サイコだけど大丈夫」劇中の童話作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)が書いた童話がドラマに深みを加えるもう一つのポイントとして作用している。先に第1話でコ・ムニョンと強烈な出会いをしたムン・ガンテ(キム・スヒョン)が兄が寝てる間に取り出した童話「悪夢を食べて育った少年」は彼の人生を代弁した。 目が覚めたまま見た悪夢のような毎日を生きてきたムン・ガンテの人生を投影し、視聴者たちに感情移入させた。
ともに、「歳月が流れて大人になった少年はこれ以上悪夢を見なかったが、どうしたことか少しも幸せになりませんでした」という童話の中の言葉のように与えられたすべてのことに黙々と耐えてきたが、よくなる気配がないムン・ガンテの日常をそのまま描くことで、胸を切なくさせた。
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