「輝く星のターミナル」のDVDリリースを記念して、ある事故がきっかけでパイロットになる夢を諦めたクールなエリート、イ・スヨンを演じたイ・ジェフンとスヨンと運命的な出会い(!?)を果たしたヒロインのハン・ヨルムを演じたチェ・スビンのオフィシャルインタビューが到着。
■まず、どんなドラマか教えてください。
ジェフン:「輝く星のターミナル」の舞台は仁川空港で、僕たちが所属するのは旅客サービスチームです。僕は新入りの役で、スビンさんは入社1年目の先輩の役です。2人は空港で出会い、様々な出来事やアクシデントに直面することになります。
僕はイ・スヨンというキャラクターを演じています。スビンさんはハン・ヨルム役を演じました。スヨンとヨルムはお互いに心の傷を癒し、その後恋に発展していきます。
スビン:とても温かくて、美しいドラマです。
■演じられた役柄のご紹介をお願いします。
ジェフン:僕が演じるイ・スヨンは、エリートでとても賢い人物です。仁川空港の職員の間では注目の的ですが、スヨンは身体的な秘密を抱えていて、ヨルムはその秘密に対して疑問を抱きます。次々に騒動が起こって、スヨンの秘密が少しずつ明らかになります。彼の持つ秘密に注目してもらえたら、ドラマをより一層楽しめると思います。僕自身、台本を読むたびにこの先どうなるのか、物語の展開がとても気になったんですよね。僕が演じるスヨンは、冷静沈着で口数の少ない人物です。ヨルムと出会ってから彼女にだんだんと心を開き、変化していきます。スヨンが変わっていく過程にもご注目ください。
スビン:私が演じるハン・ヨルムは、職場で認められたいのにミスばかりする、入社1年目の空港職員です。実は、最初に台本を読んだときは心配になりました。トラブルメーカーのキャラになるのではないかとちょっと不安だったんです。ですが、ヨルムは失敗から学び成長するんです。そして愛情で包み込むことのできる懐の深い人物です。ヨルムを演じるのは楽しかったです。台本を読みながら泣いたり笑ったりしました。
■出演を決めた理由は何でしょうか?
ジェフン:出演を決めた理由はたくさんありますが、そのうちの2つだけ挙げますね。まず1つ目はこのドラマのシン・ウチョル監督とカン・ウンギョン脚本家です。以前お2人が手掛けた作品が面白かったので、今作でもタッグを組まれると聞き、安心感がありました。何のためらいもなく、出演しようと決めました。2つ目の理由は隣にいるチェ・スビンさんです。以前から共演したいと思っていたんです。「輝く星のターミナル」で共演すれば、自信をもって楽しみながら撮影できると思いました。
スビン:私も同じ理由です(笑)。監督と脚本家が素晴らしいだけではなく、テレビや映画で見ていたジェフンさんと共演できて、光栄ですし楽しかったです。断る理由なんてありませんでした。心温まるストーリーで登場人物たちのエピソードも面白いと思ったので、出演を決めました。
■共演したご感想は?
ジェフン:どうして笑ってるの?
スビン:(笑いながら指ハートのジャスチャー)ジェフンさんは役者のキャリアも長く、テレビや映画などで見るイメージはまじめな印象ですよね。でも実はおちゃめな方です。撮影現場ではスタッフに向かって指でハートを作ったり…。
ジェフン:失礼、電話が…(と言いながら指ハートのジェスチャー)
スビン:こんな姿が意外でした(笑)。
ジェフン:スヨンは冷静沈着なキャラクターで、感情を表に出しません。現場で皆さんと過ごすときはすごく楽しいのですが、カメラが回っている間は感情を抑えなければなりません。カットがかかると突然元気になる。スビンさんにもカメラにもハートを(笑)。
スビン:連発してました(笑)。
ジェフン:愛のハートを飛ばしました(笑)。現場が楽しかったんです。相手役のスビンさんは今まで共演した女優さんの中で一番リラックスできました。演技についてもたくさん話し合いました。彼女との芝居は本当にやりやすかったので、お礼を言いたいです。
スビン:ジェフンさんが気さくに接してくれて現場の雰囲気を盛り上げてくれたんです。私もリラックスできました。おかげで緊張もほぐれたし。私からもお礼を…。
ジェフン:いえいえ。
■それぞれが演じた役との共通点は?
ジェフン:過去に僕が演じた役の中で最も温度差のある役です。イ・スヨンとの共通点もあるのですが…撮影現場では明るく振る舞いたいし、冗談を言ったりして笑いたいんです。スタッフとも楽しく過ごしたいのに、スヨンの性格は違います。みんなと笑っていた直後、キューがかかると急に静かになるので、自分でもなんだかおかしくて笑えました。
スビン:ヨルムを演じているのは私ですし、自分自身との共通点はもちろんあると思います。ですがヨルムの生き方や何といえばいいか…感情的になったり、ハングリー精神で物事に取り組んだり・・・・そんな性格は私とは違いますね。
■子供のころの夢は?
ジェフン:子供のころは映画鑑賞が好きでした。なので、ビデオ店をやるのが夢でした。最新作も昔の作品も揃っていますよね。いつもビデオをレンタルしていたのですが、もし僕が店長だったら好きなだけ見られます。でも最近はビデオ店が減ったので、韓国で経営するのは難しいかもしれませんね。子供のころは夢でした。
スビン:私の夢は女優でした。なんとなく女優を夢見ていたんです。テレビに映る世界を現実だと思い込んで、それを本当の暮らしだと思っていたので、テレビや映画の世界に憧れていました。
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