俳優パク・シフが1月5日(日)東京・なかのZERO大ホールにて、「パク・シフ ファンミーティング2020」を開催。昼公演は「Happy New Year BOX」と題し、トークやゲームなどでファンとお正月を楽しく過ごす時間を設け、夜公演は「SiHoo’s Happy AWARDS」と題し、これまで出演してきた作品を各部門に分けて、授賞式形式で進行するという全く異なる内容の公演で、新年早々、ファンに初笑い、初福を届けた。
特に、夜公演の「SiHoo’s Happy AWARDS」は、涼しげな目で感情を豊かに表現する繊細な演技で、多彩な役柄を演じ分け、ヒット作を連発してきたパク・シフだからこそできる企画。本物の授賞式さながらに、舞台セットはもちろん、照明やドラムロールなどの効果音で授賞式の雰囲気を演出し、何よりも“パク・シフのパク・シフによる、パク・シフのためのアワード”ということで、パク・シフが一人で何役もこなしながら、リハーサルなしで臨んだというだけあって、新鮮なリアクション、そして新しい姿が見られ、またさらにファンを魅了した。
司会進行を務める古家正亨のオープニングコメントで幕を開けた「SiHoo’s Happy AWARDS」。授賞式といえば、やはり欠かせないのが、会場に華を添えるオープニングパフォーマンスだ。“今やBTS(防弾少年団)と肩を並べる世界的な人気を誇るタップダンサー、パク・シフ”という設定で、ダンサー2人と共にステージ中央から登場したパク・シフは、ビリー・アイリッシュの「bad guy」に乗せて、華麗なタップダンスを披露! 客席の大歓声に後押しされ、ハイテンションに踊るパク・シフは途中で勢い余ってジャケットまで脱ぎ捨て、セクシーでパワフルなパフォーマンスを見せつけ、ファンを熱狂させた。
客席のあちこちから「カッコいい~!」という声が飛び交い、ファンを感嘆させたパク・シフだが、実は「ステージ上での記憶が一つもない」と大笑いし、「それだけ無我夢中でした。それに、予定になかったのに、ジャケットも途中で脱いでしまったので、終わった後、自分で拾っていきました(笑)。皆さんが応援してくださったので、ハイテンションになって思わず脱いでしまいました」と茶目っ気たっぷりに明かした。
(2ページヘ続く)