「コラム」『テバク』でヨ・ジングと兄弟を演じる/チャン・グンソク全集14

2016年3月23日にソウルで行なわれた『テバク~運命の瞬間(とき)~』の制作発表会で、チャン・グンソクは共演者のヨ・ジングを「恐ろしい俳優です」と表現した。かなり後輩にあたる俳優の何が恐ろしいのか。子役出身のチャン・グンソクだからこそ、同じく子役で実績を積み重ねてきたヨ・ジングの凄さがわかるのであろう。

 

実績豊富な子役時代
「子役は大成しない」と言われる韓国芸能界で、それを覆したのがチャン・グンソクであり、ヨ・ジングがその後に続こうとしている。
ヨ・ジングは1997年8月13日生まれである。1987年8月4日生まれのチャン・グンソクとちょうど10歳の開きがある。
子役として出演した作品は数多いが、やはり『太陽を抱く月』と『会いたい』がよく知られている。
特に、『会いたい』の場合は役柄がとても難しかった。

この『会いたい』はJYJのユチョンとユン・ウネが共演したドラマだった。ユチョンは男性主人公のジョンウに扮したが、その子供時代を演じたのがヨ・ジングである。
彼の演技は大評判となり、大人のジョンウを演じたユチョンにプレッシャーを与えるほどだった。
熱心さも折り紙付きだ。彼は『会いたい』に出演したとき、監督と演技についてよく話し合ったという。

「本当によく話しました。そのほうが監督と意思の疎通が図れるし、完璧に演じられると思います。僕は、質問やいいアイデアが浮かんだらすぐに話すタイプなんです」
演技に関しては何でも貪欲に吸収しようとするヨ・ジング。「小さい頃は演技がただ楽しかったんですが、今は演じることにとても魅力を感じています。飽きることがないんです」とも語っていた。
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『ファン・ジニ』から『テバク』へ!/チャン・グンソク全集1

子役から大人の俳優へと成長!/チャン・グンソク全集2

大学で演技を理論的に研究!/チャン・グンソク全集3

本人もファンも幸せな時間!/チャン・グンソク全集11

『キレイな男』に主演!/チャン・グンソク全集12

いよいよ『テバク』に主演!/チャン・グンソク全集13

2019.07.24