頼れる兄貴
ヨ・ジングから見てチャン・グンソクはどういう存在なのか
「グンソク兄さんも幼い頃から演技をされてきましたし、この作品(『テバク』)で初めてお会いしましたが、なんだか前から知っていた兄さんのような感じがします。本当に安心できる存在です」
このように、ヨ・ジングは“安心”を強調していた。頼れる兄貴、という感じなのだろうか。
『テバク』の中で、チャン・グンソクとヨ・ジングは兄弟という設定である。しかし、チャン・グンソクが演じるテギルは「捨てられた王子」であり、最下層の身分に落ちたイカサマ師だ。
一方、ヨ・ジングが演じる英祖(ヨンジョ)は朝鮮王朝の21代王。後に、後継者だった息子を処罰して餓死させるという事件を起こしているが、政治的には名君と称賛されている。
要するに、英祖とテギルは天と地ほどに差がついた兄弟なのである。この2人が国家と愛する人をかけて一世一代の大勝負をするのが『テバク』の骨子になっている。
当然ながら、ドラマでは緊迫した場面でのチャン・グンソクとヨ・ジングの絡みが多くなるだろう。
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