FTISLANDのボーカリストとして、またドラマ、映画そしてミュージカルで日本でも活躍中のイ・ホンギが主演を務めるSBS新週末ドラマ「モダンファーマー」(脚本:キム・ギホ、ソン・ジウン、演出:オ・ジンソク)の制作発表会が10月14日午後、木洞SBS本社社屋にて行われ、「FTISLAND」イ・ホンギ、パク・ミヌ、イ・ハニ、「AOA」ミナ、キム・ブソン、イ・シオン、クァク・ドンヨンらが登壇した。
ドラマ「モダンファーマー」は人生の脱出口として帰農を選んだ4人の若者たちの夢と愛、友情を愉快に描くヒューマン・コメディドラマで「気分の良い日」の後番組として韓国で18日午後8時45分から放送される。
制作発表会はフォトタイムからスタート、続いてキャストの紹介に続き、質疑応答へと続いた。
Q「モダンファーマー」に出演することに決めた決定的理由についてお聞かせください。
イ・ホンギ:子役の時からシナリオを受け取ると母親が先に見ます。母から台本を見るように言われ、会社からも強力に推薦してくれ、読んでみましたが本当に面白かったです。台本を読んで楽しく笑うことはあまりなかったんですが、「モダンファーマー」は本当に面白くて、やってみたいと決めました。実際に撮影に入ると、思っていたより大変ですが、とても面白いです。でも現場が楽しいので大変でも笑っていられる自分に気付かされます。視聴者としても、また見て笑いたい作品です。(作品の面白さを強調するイ・ホンギ)
Qキャスティングに対する感想についてお聞かせください。
イ・ホンギ:僕が演じる“イ・ミンギ”というキャラクターは夢に対する情熱に溢れ、とても明るい人物です。ただ明るいのではなくて、度を越えて、どう動くか分からないような人物です。
最初、台本を受け取った時、韓国でこんなドラマが作れるんだろうか?と驚きました。普段は本を読まないですが、台本も一種の本だと思います。台本か本を読んで笑ったのは小学生以降、「モダンファーマー」の台本がほとんど初めてです。とても面白いドラマだと思いました。現在「モダンファーマー」が農村でスペクタクルに撮影が進行しています。予告映像を見ましたが、努力しただけ良く映っているようで、とても嬉しいです。たくさんの期待よろしくお願いします。
Q地方での撮影のエピソードはありますか?
イ・ホンギ:今は1ヶ月の内15日間は慶尚北道・奉華(ポンファ)農村の現場にいます。最初はトイレがちょっと不便だったけど、今はどこでもトイレがあれば、行くしかないので、だいぶ慣れました(笑)
(イ・ホンギの答えは報道陣の笑いを誘った)
イ・ホンギ:また、飲食店もあんまりないので、おやつも採って食べます(笑)。 栗も落ちてるし、なつめも落ちてるし、唐辛子は住民の方が下さいます。でも一度リンゴの盗み食いをして、スタッフに怒られました(笑)
こんな生活は初めてなので本当に楽しんでいます。1週間くらい農村にいてからソウルに来ると、確実に空気が違っていてとても良い場所で撮影をしてることを感じました。お年寄りは自分のことを知らないと思ったのに「お!ホンギじゃないか!」と声をかけて下さってとても嬉しかったです。
Qイ・ホンギさんは2009年「美男ですね」でもバンドの役をし、現在FTISLAND のメンバーで、今回“エクセレント・ソウルズ”でバンドをやる役ですが、FTISLAND の活動も忙しい時に今回ドラマに出演することになって、メンバーからどんな言葉がありましたか?
イ・ホンギ:実は僕が今回のドラマに出演することとなり、FTISLANDのフルアルバムの発売が延期されました(苦笑)。なので、FTISLANDのメンバーたちに申し訳なかった。けれど、今FTISLANDは韓国内で少し停滞している感じがあるので、メンバーたちにジョークで「まずは自分だけでも出て人気を上げれば、バンドも人気も上がるはず!アルバムは作ってあるし、まずは名前を知らせて国内での認知度を上げよう!」と、メンバーに話して了解を得ました(笑)
それと、事務所にはもうバンドや歌手をやる役はやらないと伝えていましたが、今回の「モダンファーマー」はバンドの話は1%に過ぎず、なぜ農家することにしたのかの理由としてしか出ないです。基本的には農村での話なので、問題ないと思いました。
QホンギさんはFTISLANDのメンバーですが、ドラマの中で地方の特産物を売る場面が出てくるようですが、地方の特産物をもらうことはありましたか?
イ・ホンギ:FTISLANDの人気がすごく良かったときに、あちこち地方のイベントに呼ばれて行きました。唐辛子のイベントや牛肉フェスティバル、その時は牛肉を頂いたこともあるし、その地の特産物をたくさん頂いて、皆で食べたりしました。
イ・ホンギ、パク・ミヌ、イ・シオン、クァク・ドンヨンのバンド「エクセレント・ソウルズ(Excellent Souls)」は、“エクソ”と省略されて呼ばれた。
Q ドラマに登場する“エクソ”というチーム名は、現在活動中のEXOと重なって、一部ファンの抗議を招いたようですが。
(イ・ホンギ、パク・ミヌ、イ・シオン、クァク・ドンヨンのバンド「エクセレント・ソウルズ(Excellent Souls)」は、“エクソ”と省略されて呼ばれた)
イ・ホンギ:最初“エクソ”というバンド名を聞いて「大変なことになった、放送できないくらい大変なことになるかもしれない」と思いました。既にドラマの記事のコメント欄や視聴者掲示板がテロを受けました。各種記事のすべてに悪口が書き込まれ、イ・シオンさんがとても腹を立てている状態です(笑)。
僕だったらアイドルとして、何かドラマや番組で「FTISLAND」の名前が出たらうれしいと思います。でも、ファンの方々はとても敏感のようです。ファンの方には謝罪をしたいですが、「エクソ」だけど本当は「エクセレント・ソウルズ」で意味が違うから、誤解しないでほしいとファンの方々に呼びかけた。またドラマの中でも「エクソ」という名前のせいで、女性たちからビンタされるエピソードもあります(笑)
イ・ホンギ:撮影に協力して下さって本当にありがとうございます。私たちが迷惑をかけることもありますが、住民の方々が撮影現場を見守って下さり、喜んで下さるのを見て嬉しいです。一生懸命、全国の皆さんに良い作品をお届けできるように頑張ります。そろそろ、さつまいもが採れる時期ですよね?さつまいももお願いしながら(笑)これからもどうぞよろしくお願いします。
(イ・ホンギらしく愛嬌のあるコメントで感謝を伝えた)
最後にイ・ホンギは「今回のドラマは、よく扱われる恋愛ドラマではなく、農村でごく普通の日常に起きるような内容が描かれるので、きっと多くの方に共感してもらえると思います。年齢に関係なく楽しんでいただけると思います。たくさんの視聴をよろしくお願いします。」と制作発表会を締めくくった。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
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