先月、平壌公演に出演した韓国歌手チョー・ヨンピル(68)が11日、モランボン楽団のヒョン・ソンウォル団長との縁を紹介した。
チョー・ヨンピルはこの日、青瓦台(大統領府)で開かれた南北平和協力祈願南側芸術団の昼食会を前に、記者陣の前に立ち「2005年、私が平壌で公演した際、ヒョン団長がその公演に観客として来ていたことを今回初めて知った」と明かした。
チョー・ヨンピルは先月27日、板門店・平和の家で開かれた南北首脳会談後の歓迎の夕食会でも、ヒョン団長と共に公演を披露していた。
これについて、チョー・ヨンピルは「ヒョン団長とは、音楽的な部分で詳しく話をしたことはない」としながらも、「ヒョン団長は幼いころから音楽に親しみ、できない楽器がないくらい(の実力)だ」と称賛。
また、この日の昼食会を前に「私は2度目の公演だったが、そのときも公演が終わった後、悔しい気持ちが残った」とし、「万が一、またチャンスが与えられれば、より良い公演をお見せしたい。北側でも私たちの音楽を聴きたいと話す人が多いようだが、良い音楽を全ての方々へ聴かせたいという思いがある」と言及した。
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