「オフィシャルインタビュー」パク・シフ「清潭洞<チョンダムドン>アリス」チャ・スンジョは僕と似ているんです。

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—“玉の輿プロジェクト”が語られ、愛の幻想が打ち砕かれていきますが、最終的には、“本当の愛にたどり着く”物語。これまでの身分差ロマンスやシンデレラストーリーとは違った展開で、とても面白いロマンスでしたよね

僕は初めて台本を読んだときの感じを大切にしています。この作品はその感じがすごく良かったです。台本も面白かったし、期待感がすごくありました。1人で台本を読みながら笑ってしまうくらい、スンジョがとても面白いキャラクターだと思いました。

 

ためらうことなく選んだ理由も、いじらしく愛らしい男スンジョを演じたいと思ったから。

チャ・スンジョという人物は時には憎たらしかったり、時には可愛かったり、愛らしかったり、またある時はムカつく奴だったりと・・・(笑) ひとつの性格ではない、その時その時で他の姿を極端に見せていくので、複雑で魅力のある人物でした。

いままでにお見せすることができなかった、様々な姿をお見せできるのでは、という期待がありましたね。

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—周りの反応はどうでしたか?

僕の期待どおり、スンジョはすごく愛されました!今まで演じたことのないコミカルなキャラクターでしたから。台本を読んだときの予感が的中して。僕も気分が良かったです。

 

スンジョのキャラクターで、シフさんのアイディアが反映されたものはありますか?

たくさん反映されました。アドリブもそうですし。アドリブってすごく自然な感じにしないといけないのですが、1話ごとにかなり多くあったと思います。

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—キャラ作りにおいて、工夫したこと、監督・脚本家と話し合ったことはありましたか?

基本的にはじめてキャラクターを演じる時に、最初からわざと何かを変えてみようと狙ったりはしません。ただ、撮影をしていくうちに、キャラクターが馴染んできて、次第に自然にアドリブもが出るようになって、新たなスンジョの一面が生み出されていく…そんな感じです。例えば忠清道の方言を使う設定は、初めは台本にはなかったのですが、途中から興奮すると方言になってしまうスンジョの方言キャラが生まれました。

 

—スンジョの忠清道の方言キャラは、シフさんのアイディアだったんですか?

それは脚本家の方と話をしている時に、故郷の話も出て同じ忠清道だったので、方言を入れるのも良いかもしれないね。という話が出たからです。

 

—スンジョの“から騒ぎダンス”もシフさんのアイディアでしたか?

そうですね。こういうのもアドリブでしたね。台本には、「ダンスを踊る」しか書いてなかったんですよ。音楽もなく踊らないといけないので、すごくきまり悪かったですね。自分の携帯で音楽を流しながら、ダンスをしましたよ。ダンスに関しても、僕はジョギングをしたり、仲の良い友達と1日に1~2時間ぐらい歩いています。歩きながら踊ると運動量も大きくなるので、ダイエットの助けになります。そんなときにやっていたダンスを放送でも見せたのですが、めちゃくちゃで変な風に映りましたね(笑)その姿が可笑しかったです。

 

普段のシフさんも、実はスンジョみたいだったり?

普段スンジョのようであったら問題があるんじゃないですか?(笑)

もちろん僕も親しい人たちと気軽な場所では笑い話や冗談をたくさんする方ですが。ハハハ

ドラマ撮影中に長い間、待機しなければならない時、楽しい音楽を聞きながら、ちょっと身体も動かして・・・(ハハハ)

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チャ・スンジョと自身とを比べて、似ているところと似ていないところがあれば教えてください。

似ているところは多いですね。そうですね、普段親しい友達がテレビを見てモニターしているのですが、僕にすごく似ているといます。僕は、最初は人見知りをする方ですが、気心知れた友達の前ではすべてを見せるタイプです。めちゃくちゃやる姿が似ていると友達はよく言います。でも、どうしようもない姿は似ていないと思いますよ(笑)。復讐してやろうとか、忘れられず後まで引きずる性格とか…そこは似ていないと思います。僕の考えですけどね (笑)。

 

指を立てて揺らすスンジョのしぐさについて。これは演出家から生まれたものですか?それとも自ら?

なんとなく撮影現場で思いつてやったものです。アドリブです。

自然とそのセリフがその動作を呼んだみたいです。(指をふりながら)自然で合ったみたいです。

 

作品のなかで、次第にドンウクやムン秘書が真似たりもしていますよね?そのときは現場にいましたか?それとも放送で知りましたか?

一緒にいたシーンでないところは後で放送をみて確認しました( 笑)。

なかなか上手かったです。ハハハ

 

スンジョみたいな、周囲も知らない意外な一面、シフさんにもありますか?

うーん・・・秘密までではないですが、ファンの皆さんはやはりドラマの中で演じてきた、積極的で、初対面でも自ら接近していくような印象を持っていらっしゃると思いますが、実際の僕は…もちろんそういう時もありますが…

好きな女性に積極的にいくことはできませんし、人見知りをして、顔なじみではない人たちとはなかなか打ち解けられません。他の人と親しくなるのにもけっこう長い時間がかかったりするんですよ。

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共演者について。撮影中のエピソードなどがあれば教えてください。

ムン・グニョンさんは、大人で相手への配慮が深い人ですね。実際には彼女のほうが僕よりもかなり若いのですが、役柄的に僕ばっかりふざけていて、コミカルなシーンが多かったですね(笑)。撮影をしていて「カット」の声がかかるたびにグニョンさんも大笑いしていました。

 

タミー・ホン役のジソクさんとは僕が醤油を顔にかけるシーンがありましたが、その時は撮影が始まって間もない頃だったので、まだそんなに親しくなく、遠慮せずにたくさん醤油をかけてしまいました…。というのは冗談で、すごく申し訳なかったですね(笑)。 NGを出したらダメだと心に決めていたので、逆に一度に醤油をすごく多くかけてすぎてしまったかな…(笑)。でも幸い1回でOKになりました。

 

ユンジュ役のソ・イヒョンさんは、クールな見た目と中身がまるで対照的です。とても良い人です。序盤に、スンジョがユンジュに復讐をしようとブレスレットをプレゼントする場面がありましたが、僕はブレスレットをチラッと見せなければいけないところなのに腕をたくさん振ってしまい、爆笑NGシーンになってしまいました。この場面はSBSバラエティで放送されて有名になりましたね (笑)。

 

友人ドンウク役のパク・クァンヒョンさんとは、セギョンに対する気持ちを確認し、あわててドンウクの元へ駆けつけていくシーンが印象に残っています。その日に限って涙が出なくて苦労しました。たまに寝られずに撮影を続けると、そんな日があります。その日がまさにドンウクの前で涙を1滴だけ流さないといけないシーンだったのに…。1滴流すまでパク・クァンヒョンさんが一緒に努力してくれました。ハハ

 

セギョンが気になり始めてから、かなり愛嬌満点なスンジョで、爆笑でしたが、ご自身はいかがですか?内心、共感できるところとかあったりしませんでしたか?そういう人が友達にいたらいかがですか?

そうですね、スンジョみたいな友人がいたら、「勝手にうまくやれよ!」って言いますね(笑)。 「僕は僕の生きる道を行くから」(笑)

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作品中キスシーンがかなり多かったように思いますが、いかがですか?

昔、初めてキスシーンを演じた時は、ぎこちなく緊張もしましたが、今は慣れているので、ただ役を演じきるまでです。僕もたくさんキスシーンを演じてきましたので。

 

前半はコミカルな印象が、後半に行くにつれ、かなりシリアスなシーンが増えていきました。

さまざまな顔を見せるスンジョを演じる上で気をつけたことはありますか?

特に気をつけたりはしませんでしたが、台本が出来上がってくるたびに、スンジョの感情の変化に自然に引かれていったみたいです。

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視聴者の皆様に、ぜひ見てもらいたいシーンを教えてください。

ものすごく面白いシーンが多い作品なので…ひとつだけ紹介するとすると…悩みますね。

今思いついたのは…セギョンとあわやキス!? そんないいムードになる屋台の場面!ドキドキするシーンですので…。

そしてセギョンの手紙に感動し、自分でも分からないうちに涙を流すシーンです。実はこのシーンは、泣く演技をする僕ひとりを除いて、まわりはみんな大笑いしていました(笑)。

 

本作は、シフさんにとって、どういう作品ですか?

前作に比べて、すごく感情の起伏が激しい独特なキャラクターでした。まだ多くの人が、「清潭洞<チョンダムドン>アリス」のチャ・スンジョとして僕を見ることがあるようです(笑)。

普段の僕の姿と似た部分が多く、自分でも長い間、チャ・スンジョが一番のお気に入りになりそうです。

 

演技をする上でこだわっていること、大事にしていること。

毎作品ごとどういった努力をして演技をしようとはしていなく、台本をたくさん読んで話を交わしながら、その人物に自然と溶け込むようにしています。

セリフを覚えるよりは、その状況を記憶しようとする方式で…。

 

最近はまっていることは?

運動することは、ずっと前からやっているように今でもいつもやっている私の趣味です。

最近、特に関心を持っているのはキャンピングカーやキャンプの関連用品です。いつも検索したり、買いたいものを写真で撮っておいたりして、すごくはまっています (笑)

 

今後チャレンジしたい作品、もしくは、あたらしい活動は?

以前は、こんな作品、あんな作品をやってみたいと答えてきましたが、そのようなことよりは以前に演じた、似たような作品でも、その中でまた新しいものをお見せできるのではないかと考えるようになりました。どんなものでも私が上手く演じることができるような作品をやりたいです。

今、いろいろなことを計画中です^^ ファンの方たちと一緒にいられる時間もたくさん設けたいです。

 

DVD-BOX1

 

「清潭洞<チョンダムドン>アリス」

5月9日(金)TSUTAYA だけでレンタルリリース

 

5月2日(金)発売 DVD-BOX1(初回限定 飛び出す3Dジャケット仕様)

6月4日(水)発売 DVD-BOX2

各¥15,200(本体)+税

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発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ

販売元:ポニーキャニオン 

公式サイト:www.cdda-t.jp

ⓒSBS

衛星劇場にて 6月放送スタート!

 

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2014.05.02