俳優イ・ジョンソクが、映画「VIP」で悪役にチャレンジした。
イ・ジョンソクは、映画「VIP」に出演して撮影中だ。「VIP」は、北朝鮮から来たV.I.Pが、連続殺人事件の有力な容疑者となり、その彼を追う韓国の特別捜査チームと北朝鮮から来た秘密工作員、アメリカCIAと韓国の国政院などが絡み合うエピソードが描かれた作品だ。
イ・ジョンソクは劇中で北朝鮮の高位層の息子役に扮して、悪役への破格的な変身を予告した。デビュー後初の悪役を努める彼は、あるマガジンのインタビューで「言葉のとおり悪役です。本当に『悪』だけです。理由も、口実もない悪人です。普通劇中の人物の感情には理由があるじゃないですか。でも、僕の演じるキャラクターはそれが全くありません。今までになかったほどの悪人です」と伝えながら全く新しい演技にチャレンジすることに対する悩みと期待を表現した。
彼の美しいマスクは妙に善悪が共存する。イ・ジョンソクはドラマの成功を通じて作品を選ぶ目が抜群だという評価を受けてきた。その点において彼が選んだ「VIP」の悪役に対する関心が高まっている。