ジュンス(JYJ)を詐欺容疑で告訴した建設業者に罰金1千万ウォン宣告=韓国裁判所

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韓国アイドルグループ「JYJ」のキム・ジュンス(29)を詐欺容疑で告訴し、その後、誣告容疑で逆告訴された建設業者に罰金1000万ウォン(約91万6000円)が宣告された。無罪宣告の1審判決が覆されたことになる。

ソウル中央地方裁判所刑事1部は去る10日に開かれた控訴審宣告期日で「(建設業者キム某被告に)誣告の故意性が十分に認められる」として原審の判断を破棄し、被告に罰金1000万ウォンを言い渡した。

裁判所は判決文で「検察が提出した証拠によると、建設会社代表キム被告がキム・ジュンスを相手に“自身を騙して資金を借用した”として詐欺罪で告訴したのは、キム・ジュンスの刑事処罰を目的に虚偽告訴をしたもので、キム被告は自身が告訴した告訴状の内容が虚偽であることを十分に認識していた」と強調した。

特に、「キム被告は虚偽事実で刑事告訴することで、国家の適正な訴追および刑罰機能を阻害し、こうした告訴事実が言論を通じて公開されることによって、有名芸能人であるキム・ジュンスの評判が傷ついた点を考慮すれば、罪質と犯情は軽くない」と指摘した。

これを前に、ソウル中央裁判所刑事5単独は去る7月14日に開かれた1審判決で、キム被告が虚偽事実で告訴したことは間違いないが、検事提出の証拠だけでは誣告の故意が認められないとして、無罪を言い渡していた。


裁判所はジュンス(JYJ)がキム被告から約49億ウォン相当を借用した事実がないことを確認した。キム被告はジュンスが建築した済州(チェジュ)トスカーナホテルの施工代表だ。2014年9月、ジュンス側から工事代金が膨らんだとする疑惑提起受けて、これを揉み消し、残った工事費用をはやく精算するために同年12月、ジュンスが金を返済しないとして警察に虚偽告訴状を提出した。

キム被告はこうした内容を自身が理事を務める地域言論に提供して報道し、以後、あたかもジュンスが約49億ウォン相当の巨額を不正詐取したと推測する記事が拡散した。

捜査に着手した検察はジュンスの詐欺罪に嫌疑なし処分を下し、その一方でキム被告の告訴が虚偽で誣告に該当すると判断し、起訴した。

WoW!Korea提供

2016.11.14