ユチョン(JYJ)は、性的暴行容疑の無罪を立証することができるだろうか。
人気グループ「JYJ」のメンバーであり俳優のユチョン(30)が、風俗営業店(性風俗店とは異なる)の従業員女性に相次ぎ性的暴行した容疑で告訴された。これは、アイドルにとってかなりのイメージダウンとなってしまった。
しかし、最初に告訴した女性は告訴取り下げを申し出て、性的暴行に対する真偽についても疑念を残している。
今回の事件は、いずれもトイレの個室内で性的暴行に及んだとされる。現在のところ、4人の女性がユチョンを訴えたが(1人目の女性は告訴を取り下げた状態)、彼女たちは一貫して「トイレの個室で強制的にユチョンが性的関係を迫った」と主張している。
しかし、この陳述だけでユチョンを犯罪者にはできない。実際に、警察の捜査過程で、最初に訴えた女性は「強制性はなかった」との理由から告訴取り下げに至った。
ユチョンの所属事務所は「ユチョンの無嫌疑立証と名誉回復に努める」とし、去る20日、江南(カンナム)警察署に告訴状を提出した一番目の女性に対して、誣告罪と恐喝容疑で真っ向勝負に出た。また、この女性から10億ウォン(約9000万円)の合意金を要求され、これを協議する過程で暴力組織の存在も持ち出されたことを明かした。
一方、警察庁長は21日、ユチョン事件に関して会見し「準公人である芸能人が関わった事件であり、単純な事件とは異なる」とし、「包括的に捜査を進め、短期間で捜査結果を導き出したい」と伝えた。
具体的な方法として、12人で編成された特別捜査チームが広範囲から捜査に着手する方針だ。この捜査結果、ユチョンが性的暴行や性売買など、疑われている部分において全て「シロ」と立証されれば、告訴した女性たちは誣告罪により懲役10年以下、または1500万ウォン(約150万円)以下の罰金刑に処される。
トップアイドルとして駆け抜けてきた中、ここにきて、突然のビッグスキャンダルに巻き込まれたユチョン。「シロ」か「クロ」か。異例ともいえる警察の徹底捜査によって結果が導かれる日は、そう遠くはないだろう。
WOW!korea提供