
制作会社ハイブメディアコープは29日、「映画『暗殺者(たち)』が29日、損益分岐点を突破した」と明らかにした。映画振興委員会の統合電算網によると、同日午前7時時点での「暗殺者(たち)」の累計観客数は340万1,825人だ。
「暗殺者(たち)」は公開から20日で観客動員数300万人を突破した。これはことし(2026年)の韓国映画興行トップ4に入る記録であり、5週連続で週間韓国映画ボックスオフィス1位を獲得する快挙となった。さらに、公開6週目にして損益分岐点の突破にも成功した。
制作会社側は「単なる興行記録を超え、映画が持つ本来の力と観客の自主的な選択が生み出した結果」と分析した。続けて「観客が映画の投げかける問いをそれぞれの視点で受け止めて判断し、それぞれの感想を共有し合ったという点で、今回の興行は作品を自由に鑑賞し、評価する劇場文化の意義を改めて思い出させるものだ」と伝えた。
「暗殺者(たち)」は、1974年8月15日に韓国社会に衝撃を与えた大統領夫人狙撃事件をめぐる疑惑と、その黒幕を追う物語を描いた作品だ。俳優のユ・ヘジン、パク・ヘイル、イ・ミンホが主演を務めた。
公開後、一部では「映画が朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領を暗殺の黒幕として描いている」との主張が上がり、歴史歪曲の疑惑が提起される場面もあった。メガホンを取ったホ・ジノ監督は先月、YouTubeチャンネル「ポン・ジウクのオフ・ザ・レコード」とのインタビューで、「そのような内容で作ってはいない」とし、「あまりにも矛盾しており、脈絡がない」と否定していた。
一方、「暗殺者(たち)」は「第51回トロント国際映画祭」「第37回シンガポール国際映画祭」「第28回リオデジャネイロ国際映画祭」「第21回パリ韓国映画祭」「第46回ハワイ国際映画祭」に相次いで招待され、高い作品性を認められている。








