「BTS」&「BIGBANG」に続くのは「NCT」…10周年プロモーションも「無限拡張」

「BTS」·「BIGBANG」に続くのは「NCT」…10周年プロモーションも「無限拡張」

「BTS(防弾少年団)」と「BIGBANG」に続き、今回は「NCT」だ。いつの間にかローンチ10周年を迎えた「NCT」が、音楽、ファッション、展示などを網羅する大規模イベントでファンと会う予定だ。

「NCT」の10年…ファッション・展示で繰り広げる「無限拡張」

「NCT」はSMエンターテインメント(SM)が「無限開放、無限拡張」というコンセプトを掲げ、2016年にローンチしたボーイズグループブランドだ。今回のイベントが特定のグループの「デビュー」ではなく、「NCT」というブランドの「ローンチ」10周年を記念して行われる理由だ。

ブランド名「NCT」は「ネオ・カルチャー・テクノロジー(Neo Culture Technology)」の略字で、SMのアイドル制作ノウハウと新しい文化技術を集約したチームという意味を込めている。

この10年間、「NCT U」をはじめ、ソウルを基盤にスタートした「NCT 127」、青少年チームとしてスタートした「NCT DREAM」、韓国と日本を活動拠点に設定した「NCT WISH」など、さまざまなグループが誕生した。中華圏のメンバーで構成された「WayV」も「NCT」派生グループのひとつだ。「NCT」派生グループは「NEO」を前面に掲げた独創的な音楽とパフォーマンスを披露し、それぞれ異なるカラーで人気を集めた。

SMは「NCT」ローンチ10周年を記念した「NCT 2026」プロジェクトの一環として、1日から1か月間、オフラインフェスティバルを開催する。

まずこの日から5日まで、バンポハンガン(盤浦漢江)公園の月光虹噴水で「NCT」派生グループの代表曲に合わせた噴水ショーを披露する。音楽と光、水の噴流が調和した華やかなライトショーを鑑賞できる。

4日から6日までは、チャムシル(蚕室)ロッテワールドタワー一帯で開催される2027 S/Sソウルファッションウィークで「NCT」の活動衣装展示を行う。最終日の6日には、「NCT」の衣装と音楽を組み合わせた「キュレーテッド・ランウェイ」を披露する。活動関連の衣装とメンバーの所蔵品を販売する「NCTフリーマーケット」も開く。K-POPとファッションを融合し、「NCT」がこの10年間に構築してきたスタイルを多角的に照らすイベントだ。

ソンパ(松坡)区庁とのコラボレーションを通じて、ソクチョン(石村)湖も10周年フェスティバルの舞台として活用する。3日から27日まで、「NCT」とソウルファッションウィークのコラボレーションを記念する大型アートバルーンを設置する。7日から25日までは、石村湖東湖と水辺ステージを中心に、「NCT」の公式カラーである「パール・ネオ・シャンパン」を活用した夜間ライティングイベントを開催する。

10周年を記念する別途の展示も用意した。「NCT」は18日から来月18日まで、ロッテワールド・アドベンチャー地下3階ディープで「エキシビション:ネオ・ディメンション」を開催する。展示に関する詳細なコンテンツは、今後公式ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)チャンネルを通じて公開する予定だ。

SMはこの日、イーデイリーに「NCTの10周年を記念して、ファンとひとつの場所で一緒に交流し楽しめるフェスティバルを作りたかった」と今回のフェスティバルの企画趣旨を説明した。続いて「『NCT』が音楽だけでなくファッションでも独自のスタイルを見せてきただけに、ソウル市とともにステージ衣装展示とDJ、ダンスパフォーマンスが調和したランウェイを構成し、『NCT』ならではの音楽とファッションを立体的に見せたかった」とし、「『NCT』の10年を音楽とファッションで新たに経験する場になればいいと思う」と伝えた。

アルバムを出してコンサートだけ?…今や都市がK-POPの舞台

最近のK-POP業界では、カムバックや記念すべき時期を迎え、公演とアルバムに限定せず、展示や体験コンテンツを組み合わせた大規模プロモーションを披露する事例が相次いでいる。

先立って「BTS」はソウルとプサン(釜山)でカムバックを迎え、「THE CITY」プロジェクトを展開した。新しいアルバム「ARIRANG」を中心にさまざまなオフラインイベントを展開し、都心の各地をファンが「BTS」の音楽とメッセージを体験する空間へと変えた。

「BIGBANG」はデビュー20周年を迎え、新曲とワールドツアー、メディア展示などを網羅するプロモーションを展開した。蚕室一帯でメディア展示と石村湖ライティングイベントを行ったのに続き、漢江ではドローンショーと花火などを組み合わせた無料ファンイベントを開催した。

市庁駅とウルチロイック(乙支路入口)駅の間にある地下複合文化空間「K-文化ステーション- dududo seoul」では、20周年記念メディア展示を開催し、プロジェクトの熱気を引き継いでいる。

長期間活動しながら独自のブランドを構築したK-POPグループが、ファンとの関係をつないでいく方法が一層多彩になっているという点で注目される。

大衆文化評論家のシム・ジェゴル氏は「K-POPグループのプロモーション方式が、アーティストが積み重ねてきた音楽と物語を立体的に体験する方向へと進化している」とし、「自治体と連携して都市全体を舞台として活用する点も注目に値する」と指摘した。

続いて「過去を単純に振り返ることにとどまらず、ファンとともに積み重ねてきた時間を現在の体験へと再びつなげるという点で意味がある」とし、「音楽と物語、空間をつなぎ、一つのブランド資産へと拡張する流れは今後さらに明確になるだろう」と予想した。

一方、「NCT」派生グループは活発な活動を続けている。「NCT 127」は最近、7thフルアルバム「Blingy」をリリースしてカムバック活動を開始し、「NCT DREAM」はインチョン(仁川)インスパイア・アリーナで10周年記念ファンミーティングを盛況のうちに終えた。「WayV」と「NCT WISH」はそれぞれ新しいミニアルバム「Vision Wings」と日本シングル「YO-I-DON! / BOY MEETS GIRL」を披露した。このうち「NCT 127」と「NCT DREAM」はそろってSMとの全員再契約のニュースを伝え、「NCT」ブランドの継続と長期的な活動に対するファンの期待を高めた。

2026.09.01