【コラム】ことしの折り返し地点を迎えたK-POP市場…下半期には「Stray Kids」&「NCT 127」&「BIGBANG」が出撃…「NewJeans」の動きにも注目

2026年の下半期、K-POP市場をけん引する主要アーティストたちが、相次いで活動の準備に乗り出し、ファンの期待感が高まっている。「BTS(防弾少年団)」や「BLACKPINK」などが上半期市場をリードしていたのに対し、下半期には、「Stray Kids」、「NCT 127」、「BIGBANG」などがバトンを受け継ぎ、K-POP市場に活力を吹き込む見通しだ。

〇 大型アーティストのカムバックリレー

主要期待株の中で、真っ先に出撃するグループは、「JYPエンターテインメント」のボーイズグループ「Stray Kids」だ。「Stray Kids」は、来月7日、ニューミニアルバム「THIS & THAT」をリリースする。これに先立ち、彼らは先月、アルバムの収録曲「RUN IT」を先行公開し、カムバックへの期待感を高めた。

先だって「Stray Kids」は、昨年12月に発売した前作アルバム「DO IT」を自己通算で8度目のビルボードメインアルバムチャート「Billboard 200」の1位アルバムにし、グローバルアイドルの威厳を示した。彼らがニューアルバムで再びグローバルなヒットを続けるのか、関心が注がれている。

「Stray Kids」は、新しいワールドツアー「RUN IT」もスタートする。彼らは、昨年10月、全世界35地域で56公演にわたり繰り広げた自己最大規模のツアー「dominATE」を終えた。新しいツアーは、25日と26日、29日、8月1日と2日、ソウル・ソンパ(松坡)区のKSPO DOMEで幕を開ける。その後、日本、香港、台湾、タイ、シンガポールでファンと会う。今後、ツアー開催地を追加発表する予定だ。

「SMエンタテインメント」のボーイズグループ「NCT 127」も、ニューアルバムで帰ってくる。デビュー10周年を迎えた彼らは、来月24日に7thアルバムを発売し、カムバック活動に乗り出す。「NCT 127」がニューアルバムをリリースするのは、2024年7月に6thアルバムを出して以来、約2年ぶりだ。「NCT 127」も、アルバムを出した後、ツアーを展開する。彼らは、9月18日から20日まで、KSPO DOMEで、新しいツアー「NEO CITY - THE REDLINE」の幕を開ける。デビュー10周年を記念する活動であるだけに、ファンからの注目が集まるものとみられる。

デビュー20周年を迎え、「YGエンターテインメント」と再び手を組んだ「BIGBANG」の動きも注目される。G-DRAGON、SOL、D-LITEの3人体制となった「BIGBANG」は、来月21日から23日までの3日間、高陽(コヤン)総合運動場で、20周年ツアーの初回公演を開く。チケットは、予約開始から22分で3公演すべてが売り切れ、変わらぬ人気を実感させた。「BIGBANG」の新曲がリリースされるかどうかも、下半期のK-POP市場の関心事のひとつだ。大衆的認知度が高いグループなだけに、新曲が公開された場合、音源市場に活力をもたらす可能性があると期待されている。

〇 新人アーティストたちも“宣戦布告”

下半期に主要事務所が披露する新人グループにも関心が集まっている。「YGエンターテインメント」は、9月中に新人ボーイズグループをデビューさせる。「TREASURE」のデビュー以来、6年ぶりのボーイズグループの立ち上げとなる。さらに、「YGエンターテインメント」は、「BABYMONSTER」に続く次世代ガールズグループのメンバーも順次公開し、次世代ラインナップの構築にペースを上げている。「SMエンタテインメント」も下半期中に新人ボーイズグループをデビューさせる予定で、「HYBE」は、新規レーベル「ABD(エイビーディー)」を通じて、新人ガールズグループをローンチする計画だ。

「HYBE LABELS」の「ADOR」所属の「NewJeans」がカムバックするかどうかも見逃せない関心事だ。所属事務所を無断で離れたメンバーのなかで、HAERIN、HYEIN、HANNIの3人が、専属契約紛争をストップし、「ADOR」に復帰した状態だ。DANIELLEは、「ADOR」への復帰が最終的に白紙となり、MINJIは、依然として復帰に向けた協議を進めている。このなかで、最近、「ADOR」に戻ってきたメンバーが、スタッフと共にデンマークやアメリカで相次いで目撃され、ファンの期待感を高めた。

音盤販売量の集計サイトである「HANTEOチャート」によると、上半期のK-POP音盤販売量は、計4953万枚と集計された。これは、歴代最高の年間販売量を記録した2023年の上半期(4617万枚)より7.3%、前年同期(4012万枚)より23.4%増加した数値だ。

「HANTEOチャート」の関係者は、「過去5年間、K-POPの音盤市場は、上半期より下半期の販売量のほうが多い“上低下高”の流れを見せてきた」とし、「上半期の歴代最高の販売量を記録しただけに、例年と同様の流れが続けば、年間の販売量も史上最大の記録を更新する可能性が高い」と見通した。

一方、K-POPの主要事務所の株価は、上半期に不調の流れを見せた。7日、「韓国取引所」によると、ことしの初取引日(1月2日)に比べて、「HYBE」(-32.9%)、「SM」(-38.1%)、「JYP」(-29.8%)、「YG」(-37.2%)の株価は、すべて30%ほど下落した。下半期の大型アーティストの活動や新人グループのデビューが、エンタメ株反発のきっかけになるか注目されている。

 

WOW!Korea提供

2026.07.08