
「シャンプー台の一つ一つにまで、ボゴムさんの手が行き届いていないところはありませんでした」
ソン・スジョンPDは、tvNバラエティ「ボゴムマジカル」におけるパク・ボゴムの“善い影響力”について、そう語る。放送終了後に行われた書面インタビューで「会議にも参加し、実際に番組を一緒に作り上げていった」と明かした。
さらに「彼の多忙なスケジュールを考えると決して簡単なことではない。それでも練習に向かうたび、最後には必ず制作陣とアイデア会議を行っていた」と振り返り、「その真心が番組にもそのまま表れていたと思う」と語った。
今月3日に最終回を迎えた「ボゴムマジカル」は、理容師の国家資格を持つパク・ボゴムと親友のイ・サンイ、クァク・ドンヨンが、離れた田舎の村で髪と心を整える特別なヘアショップを営む過程を描いた番組だ。
気心の知れた3人が生み出す自然体のやり取りと温かな空気感は、そのまま視聴者にも伝わり、“ヒーリングバラエティ”として高い支持を集めた。新規バラエティでありながら視聴率3.8%を記録し、7週連続で2049ターゲット視聴率は全チャンネル同時間帯1位を獲得。さらに、話題性指標「FUNdex」ではTV非ドラマ部門および出演者部門で9週連続トップ10入りを果たすなど、確かな人気を証明した。

特に注目を集めたのは、番組がもたらした地域への波及効果だ。撮影地であるチョンブク(全北)・ムジュ(茂朱)郡のアプソム村は、新たな観光名所として脚光を浴びている。ムジュ郡によると、放送前は訪問客がほとんどいなかった同村に、放送後は平日約200人、週末には約500人が訪れるようになったという。
撮影場所を保存し観光地として活用した理由について、ソンPDは「企画初期からパク・ボゴムの提案だった」と明かす。「撮影地が一度きりで終わるのではなく、人々が自然に集まり、私たちが去った後も地域の交流の場として使われてほしいという思いがあった」と、その背景を説明した。
さらに「村長とも撮影後に連絡を取り合っているが、実際に多くの観光客が訪れ、住民の方々もとても喜んでいると聞いてうれしかった」とし、「村では桃の栽培が盛んだが、ことしの夏まで関心が続き、少しでも役に立てばと思う。ムジュの活力となる場所として根付いてほしい」と、地域への思いもにじませた。
このように「ボゴムマジカル」は“善いバラエティ”として評価を集めた。ロケ地にムジュを選んだ理由についてソンPDは「初めて訪れたときに最も強く感じたのは“温かさ”だった」と振り返り、「地理的にも複数の地域の中間に位置し、さまざまな人が行き来しやすい場所だった」と説明する。
また「地域そのもの以上に、そこに暮らす人々に惹かれた。出会うたびに笑顔が絶えず、とても温かい方々が暮らしていると感じた」とし、「活気があり、人の営みが感じられる村であることが、最も重要な選定理由だった」と語った。
放送されなかった場面の中から“最も印象的だったシーン”についても言及した。ソンPDは「夜中に未払い分を支払いに来る女性のエピソードがあった。放送時間の都合で最後にカットされたが、番組の方向性がよく表れていた場面だった」と振り返る。
一方で「最も惜しかった部分」として挙げたのは“チキンナイト”のエピソード。「営業に疲れた3人が1日だけ配達に出るという小さな逸脱を楽しんだ。久しぶりに食べるチキンの喜びと高揚感がそのまま表れていた」と語り、未公開シーンへの愛着をにじませた。
さらにシーズン2についても言及。「面白い場面が多くありながら時間の関係で使えなかった。もしシーズン2があれば、そうした部分もお見せできるのではないか」と期待を寄せた。
WOW!Korea提供








