映画「最終捜査」、7年を経て公開へ…監督は50代になり、チョン・ガラムは除隊

「いろいろなことで凹んだが、こうして封切りを迎えられてよかった」

9日、ソウル・ヨンサン(龍山)区CGVアイパークモールで開かれた映画「最終捜査」製作報告会で、パク・チョルファン監督は7年の時を経てついに公開することになった感想を語った。「後半作業に時間をかけて最終版まで完成したが、その過程に満足している」とし、「ずいぶん時間が流れたが、観客の皆さんと会えてうれしい」と付け加えた。

飲酒運転後6年ぶりにスクリーン復帰するぺ・ソンウは、劇中ベテラン刑事ソ・ジェヒョク役を演じる。かつては順風満帆だったが運に見放されて人生がうまくいかない人物だ。ぺ・ソンウは、「優秀な刑事だったのに、田舎に左遷されるキャラクター。非常に古い考えを持っていて、古いやり方にこだわるかたくなな面もあるが、ロマンチックな部分もある。そんな性格のせいで人生踏み外したようだ」と説明した。

撮影を終えた後に入隊したチョン・ガラムはすでに除隊し、久しぶりに観客と会うことになった。チョン・ガラムは「若い姿を見れてうれしい」と喜びを見せた。彼はインフルエンサー出身の新米刑事キム・ジュンホを演じ、これまでの刑事のイメージとは異なる姿を披露する。「ジュンホはフォロアーも多いインフルエンサー刑事で、自信に満ちた人物。ライブ配信をしていた時に視聴者から『そんなに賢いなら試験を受けて合格してみろ』と言われ、警察試験を受けて首席で合格したキャラクター。自信にあふれているが、いい加減な仕事はしない。事件を担当すると情熱的に掘り下げる人物。自分の人生を映画のように生きたいという男」と付け加えた。

チョン・ガラムは劇中ぺ・ソンウとバディを組む。彼は「ほとんどのシーンを先輩と一緒に撮影した。以前、映画『藁にもすがる獣たち』でも共演したが、一緒のシーンはなかった。今作の撮影中は、たくさん頼りにして、幸せだった」と語った。

パク監督は2人をツートップでキャストした理由について、「映画『バッドボーイズ』のウィル・スミスからヒントを得た。刑事物で男同士のツートップバディ構造は定石だ。私が保守的で頑固な人間だからか、安定感のある組み合わせが好きだ。ちょっとありきたりかもしれないが、十分に楽しさを伝えられると思った」と説明した。

ぺ・ソンウは、自身の飲酒運転問題で映画の公開が遅れたことについて謝罪した。彼は「まず、私の過ちによってご迷惑をおかけした全ての方々に心からお詫び申し上げる。こうして映画『最終捜査』が公開されることになったこと、この場に立つことができたことのすべてに、深く感謝している」と頭を下げた。「私のせいで、監督やスタッフ・出演陣の努力が台無しになってはいけない。最後まで最善を尽くす」と付け加えた。

パク監督も「53歳で映画監督デビューとなった。遅い年齢だが感慨深い。むしろもっと良い映画を作れたのではないかという思いもある」と感想を伝えた。

この作品は当初「出張捜査」というタイトルで企画され、2021年の公開を目標に製作していた。しかし2020年に主演俳優ぺ・ソンウが飲酒運転の疑いで摘発され、公開延期になった。それから7年が過ぎ、タイトルを「最終捜査」に変えて公開することになった。

映画「最終捜査」は来月2日に韓国で公開される。

 

WOW!Korea提供

2026.03.10