「ああ、私の幽霊さま(原題)」チョ・ジョンソク、パク・ボヨンインタビュー
——「ああ、私の幽霊さま(原題)」はどのようなドラマですか?
チョ・ジョンソク:「ああ、私の幽霊さま」は多様なジャンルが楽しめるちょっとセクシーなゴースト・ラブコメディです。
ナ・ボンソンの成長の話を描いたドラマとも言えます。
——キャスティングされた時の気持ちはいかがでしたか?
パク・ボヨン:キャスティングの提案がきたとき、台本をみて最初はすこし怖かったです。台本だけをみたときは一歩間違えると嫌悪感を与える気がして、どのように表現すればいいのかと悩みましたが、監督に会って、この方なら信じてついて行ける思いました。(出演を)決めてからは監督と会話しながら準備する過程の毎日毎日がとても楽しかったです。
チョ・ジョンソク:僕の場合は、監督と作家の方が前回一緒に作った作品を見て、内容も新鮮で、素材も面白く、相手役のパク・ボヨンさんもすでにキャスティングされていたので僕はやらない理由がありませんでした。
——今回は積極的なスキンシップや刺激的なせりふが多かったり、パク・ボヨンさんは初のキスシーンもありましたが、共演してみて、いかがでしたか?
パク・ボヨン:それもすごく心配だったのですが、チョ・ジョンソクさんが現場で上手にリードしてくれたので無駄な心配だったと思える
ほどやりやすかったです。
チョ・ジョンソク:ボヨンさんが上手に演じてくれました。女性が男性にそうやって攻めること自体嫌悪感を与えてしまうキャラクターに
なりかねないのですごく難しいところでしたが、情緒的にかわいくキュートなパク・ボヨンという女優がその役を演じた事で好感を持って観ていただけてたのかと思います。パク・ボヨンという女優は本当に宝石のような女優です。
——撮影中の印象に残ったエピソードがあったら教えてください。
チョ・ジョンソク:パク・ボヨンさんはかわいいから、甘えてくる演技で「はい?はい?」ってやるとき、僕は突き放さないといけないのにそれができなくて。。それで僕はNGたくさん出してしまいました。笑いをこらえられなくて、それでNGを多く出してしまいました。それが僕はちょっと大変でした。(笑)
演じることは英語では「PLAY」ですが、遊ぶという意味もあるのでドラマに出演した俳優・スタッフ・監督みんな本当に「PLAY」をしていたという感じですね。
パク・ボヨン:チョ・ジョンソクさんと一緒に演じることが一番多く、一緒に演技してて、チョ・ジョンソクさんが結構お茶目で笑いを
我慢できなくてカメラに映らないからって笑うから私も集中ができなくて(笑)。このはがゆい気持ちを誰がわかってくれるかなと思っていたら、カメラ監督が後ろからチョ・ジョンソクさんのほっぺが上がるのが見えるとおっしゃってくださって(笑)。笑わずに一生懸命にやろうと、それ以来は楽に演じることができました。
現場はすごく和気あいあいな雰囲気でみんないい感じでした。ソ・ビンゴ役のジョンウンさんや、ヒジンさんもそうでレストランの方たちも現場にくるとみんな仕事ではなく集まっておしゃべりしたり遊んだりそんなリラックスした雰囲気で撮影をしていたからいい感じに仕上がりました。その中でも一番のムードメーカーはチョ・ジョンソクさんでした。
——チョ・ジョンソクさんはカリスマシェフという役でしたが、今回演技するうえで、苦労したことは?普段お料理はしますか?
チョ・ジョンソク:監督から本当に上手に料理してほしいと言われました。例えば三枚おろしとかも本当にやってほしいとのことでボヨンさんと一緒に練習もたくさんして習ったりしました。その部分においては大変でしたね。よく手も切りましたし。
それ以外に大変なところはなかったです。
シェフの特徴の研究はしましたがロールモデルを決めてキャラクターを作ったわけではなくて自分だけのカン・ソンウというシェフを作ってみようと思いました。(キャラクターに)入るのにキッチンが自分のだけの空間だとしたらその空間では自分のルールがあってそれは必ず守る、その自負心とプライドが確実で揺るがないという考えを持ってスタートしました。僕は料理は普段しないので、料理に対してまったくわからなかったのですが、ドラマを通じていくつか料理ができるようになり今回少しわかるようになりました。
——カン・ソヌはちょっとうぬぼれやさんなキャラクターですが、チョ・ジョンソクさんご自身と共通点はありましたか?
チョ・ジョンソク:たくさんあります。実は優しく話したりができない性格なんです。 “ご飯は食べたの?”と話せなくて。。。
労う気持ちや配慮の気持ちはいっぱいあるのですが照れくさくてちょっとうぶっきらぼうになってしまうんです。
その部分を“ツンデレツンデレ”と言われてます。(笑)そこは似てるところですね。
違う点は、僕はあんまり怒ったりはしませんが、ソンウは怒りすぎですね。(笑)
——ナ・ボンソンは内気で自分に自信が持てない女の子ですが、パク・ボヨンさんご自身と共通点はありましたか?
パク・ボヨン:人見知りな部分と、ボンソンが明るくなったときシェフたちに“真ん中ナ・ボンソン”という表現をするときのボンソンが私と一番似ってるなと思います。
——パク・ボヨンさんは初の主演作で、幽霊が見えるという難しい役だったと思ますが、演じてみていかがでしたか?
パク・ボヨン:演じる前は1人2役のような部分もあり、キャラクターを行ったり来たりしないといけなかったのですこし心配でしたが、終わってからこの作品をやってよかった、この人たちと一緒にお仕事して良かったと思っています。すごくラッキーだったなと思えるほど幸せな夏でした。
——幽霊は存在は信じますか?見たことありますか?
パク・ボヨン:見たことはないのですが、いるとは思います。私は撮影する前に幽霊というと納涼スペシャルで出てくるみたいに悪い幽
霊だけと思っていたのですが、今回の作品でスンエのようにかわいい幽霊もありかもと思ったので、前よりは幽霊が怖くなくなりました。
チョ・ジョンソク:僕もいるとは思いますが、直接みたことはないです。悪夢をみることはありますが、現実みたいに事故に会うとかの悪夢で幽霊に遭遇する夢は見たことないですね。幽霊の存在は漠然と信じていますが、良い人、悪い人がいるようにGood、Bad、いい幽霊、悪い幽霊がいると思います。
——ドラマの見どころ、おすすめのシーンは?
チョ・ジョンソク:見どころはボヨンさんの“しょんぼりナ・ボンソン”と“ちょっとエッチでハツラツなナ・ボンソン”の両面を中心にみていただけると面白いのではないでしょうか。
パク・ボヨン:このドラマはポイントというより一話一話だけのポイントが様々です。今日はボンソンのエピソードがメイン、この回は
カン・ソンウシェフ、レストランの方たちの話のように見どころもポイントも多くて一話一話の流れのままみて頂いて良いドラマだと思います。おすすめのシーンはボンソンが横断歩道を間にして躊躇していたけど勇気を振り絞って走って行き、シェフに抱きつくシーンです。それがボンソンがもう一度元気を出した所だったし、いつもしょんぼりだった姿から憑依された瞬間でもなく、本来のボンソンから一歩前に進むシーンだったからそのシーンが思い出深いです。
——お二人の好きな異性のタイプは?
パク・ボヨン:世の中にカン・ソンウのような男性がいるか?というような話を撮影中にスタッフの皆さんともいっぱい話しました。
本当にカン・ソンウシェフのような男性がいればみんな好きになると思いますが、ドラマをやってからカン・ソンウシェフのような人に会えたらいいなと思うようになりました。
チョ・ジョンソク:カン・ソンウシェフは僕が演じました。(笑)
パク・ボヨン:チョ・ジョンソクさんじゃなくてカン・ソンウシェフ!(笑)
チョ・ジョンソク:僕も憑依された時のナ・ボンソンのように元気はつらつでかわいくきゃぴきゃぴしている魅力と、違う時の落ち着いて
考えが深くて慎重なそんな両面をもったそんなナ・ボンソンのような女性が最高の理想ですかね。
ボヨンさんもそうだと思いますが、僕もカン・ソンウを演じてカン・ソンウから教えてもらったことがだくさんあります。
パク・ボヨン:私もナ・ボンソンのおかげで甘えるのってこういうときにこうするのかとたくさん勉強になりました。
チョ・ジョンソク:人間チョ・ジョンソクとパク・ボヨンがカン・ソンウ、ナ・ボンソンから教えてもらいましたね。
——今後どんな役を演じてみたいですか?
パク・ボヨン:私はいつもやってないことをやってみることが目標なのでやってないことをやりたいです。ボンソンを演じてから愛の感情
について少しわかるようになったので今度は正統派ラブストーリーもやってみたいです。楽しみです。
チョ・ジョンソク:パク・ボヨンさんに似合ってますね。僕も悲しくて切ないそんなラブストーリーをやってみたいです。
パク・ボヨン:そういうのやったら面白そうですね。
チョ・ジョンソク:今度また一緒にできたらいいですね。
パク・ボヨン:ええ、それも面白いかも!
チョ・ジョンソク:もしシーズン2ができたら「ああ、私の幽霊さま」がカン・ソンウが憑依されるんです
パク・ボヨン:ボンソンに積極的なアプローチ、そういうのやったら面白そうだねとそんな話をしたことあります。
——最後に視聴者にメッセージをお願いします。
チョ・ジョンソク:ロマンティック・ゴースト・ラブコメディ、ロマンスとサスペンスの二つのジャンルを一緒に楽しめるとても面白い
ドラマです。ご期待ください!!
パク・ボヨン:日本では12月17日より放送スタートです!みなさん応援宜しくお願い致します。
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ああ、私の幽霊さま(原題)
日本初放送!12月17日(木)スタート![HD]
本放送:毎週(水)(木)午後8:00~9:15
再放送:毎週(木)(金)午前8:00~9:15
毎週(日)午後2:30~5:00(2話連続放送)
2015年 tvN / 全16回 / 各75分 / 字幕放送
演出:ユ・ジェウォン、脚本:ヤン・ヒスン、ヤン・ソユン
出演者:チョ・ジョンソク、パク・ボヨン、キム・スルギ、イム・ジュファン、パク・ジョンア、シン・へソン
ちょっとエッチな幽霊に取り憑かれた内気な女性とスターシェフが繰り広げる明朗快活!ゴースト・ラブコメディ!
2015年夏、韓国で放送されるや視聴率は急上昇!「高校生が社長に転身?」という奇想天外な設定で話題となった「ナイショの恋していいですか!?」のユ・ジェウォン監督と脚本家ヤン・ヒスンが再びタッグを組み、灼熱の韓国の夏をより熱く沸かせた明朗快活なゴースト・ラブコメディがついに日本上陸!
セクシーな女性に憑依しながら甘い誘惑で男を誘い、現世をさまよい続けている幽霊が、恋愛にも仕事にも自信をなくした少女に憑依するというユニークな発想にプラスし、7年ぶりにドラマ出演となる韓国の国民的妹パク・ボヨンの主演ドラマとしても見逃せない!
パク・ボヨンといえば、映画『私のオオカミ少年』ではソン・ジュンギ、『僕らの青春白書』ではイ・ジョンソクらトップ俳優との共演で興行的にもヒットを飛ばし続ける、愛くるしい笑顔が眩しい演技派女優。そんな彼女の相手役にはミュージカル俳優として一躍人気を獲得したチョ・ジョンソクが大抜擢。
「最高です!スンシンちゃん」ではIU(アイユー)、映画『建築学概論』ではスジ(missA)など国民の妹と称される人気若手女優たちとの共演を重ねるチョ・ジョンソクだが、本作でもパク・ボヨンとの息の合ったカップルぶりで好感度急上昇!放送終了後、“女子学生が選んだ最高の結婚相手”第1位を獲得するほどの人気者となり、まさに今、ノリにのっている実力派俳優の一人。本作で初共演となる二人は新ラブコメカップルとして、若者や主婦はもちろん、小学生からおばあちゃんまで韓国全土で話題沸騰となった。日本の韓国ドラマファンたちにも、新たな驚きとともに正真正銘のラブコメディとして堪能できること間違いなし!
【あらすじ】
幽霊が見えるという秘密を持ったボンソン(パク・ボヨン)は、人気レストランのキッチンで調理補助として働く女の子。内気で自分に自信が持てず、片思い中のカリスマシェフのソヌ(チョ・ジョンソク)にも想いを伝えられずにいた。一方、恋もできずに幽霊となったスネ(キム・スルギ)は、セクシーな女性に憑依しながら現世をさまよい続けている。3年以内に男性と一夜を過ごさなければ、悪鬼になるという運命に焦るスネ。
しかし、スネとキスをした男性たちは全員、低体温症で病院に運ばれてしまう。
ある日、自分を追う巫女から逃げていたスネは、あわてて憑依したボンソンの体から出られなくなる。レストランの同僚たちは、急に活発で明るい性格に変わったボンソンにビックリ!そんな中、ソヌはスネが憑依したボンソンにうっかりキスをしてしまう。ソヌが低体温症にかからなかったことに気づいたスネは、探し求めていた男性に出会えたことに大喜び。ソヌは積極的なボンソンに戸惑いつつも惹かれ始めるが、間の悪いことにスネはボンソンの体から抜け出てしまう。引っ込み思案な性格に戻ったボンソンは、恋を成就させるため、スネに協力を求めるが…!?
ドラマ詳細はこちら >> チョ・ジョンソク、パク・ボヨン「ああ、私の幽霊さま」(原題)日本初放送!12月17日(木)スタート!
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