
お笑いタレントのパク・ナレをめぐる疑惑が解消されず、相次いで拡散されるなか、彼女が謝罪も、釈明のない空っぽの立場文を発表し、怒りが高まる様子だ。エンタメ業界でも、彼女のこのような発言が、理解できないという反応だ。
マネジメント従事者のA氏は、「映像を見ると、中身がなかった」とし、「謝罪をすることも、釈明をすることもないのに、あえてどうして映像を公開したのか分からない。これまでの立場と変わりがないが、わけもなく、芸能人のイメージだけ消費されたわけだ」と述べた。
また、他のマネジメント従事者B氏は、「沈黙を破ったが、むしろ謎が残る矛盾的な状況」とし、「立場を明らかにしたが、各種疑惑が正しいのか否かにも言及せずにいる。今後法的に嫌疑が立証されれば、その時に謝罪をするというというように見えるが、大衆が受け入れることができるか、沈黙より劣る対応」と指摘した。
この他、多数のマネジメント従事者も、パク・ナレの映像に対する落胆の気持ちを示した。
パク・ナレは、3日、元マネージャーが、ソウル西部地裁に、不動産仮差押申請を提起しながら、物議に包まれた。元マネージャーらは、在職期間の間に見舞われた被害を訴え、1億ウォン(約1千万円)相当の損害賠償請求訴訟も準備中だと知らせた。
パク・ナレの元マネージャーらは、彼女が、酒のつまみの使い、パーティーの跡片付け、酒の場の強要などの私的ないじめをし、家族のことまで引き受け、家事手伝いとして利用され、それを進める費用の清算も適時にしなかったと主張した。
パク・ナレは、個人芸能事務所を運営し、大衆文化芸術企画法を履行せず、関連する法律を違反し、元マネージャーに代理処方の使いなどを頼んだことも知られ、告発された。パク・ナレが、“注射おばさん”、“点滴おばさん”と呼ばれる不法医療者から、不法医療施術を受けたという疑惑も提起された状況。
問題が大きくなると、パク・ナレは、元マネージャーに対して、「退職金を受け取った後、該当するスタッフは追加で、会社の前年度売上の10%に該当する金額を要求した」とし、「一部の疑惑は、今後、法的手続きを通じて、明白に明らかにする」と、法的対応を知らせたが、塚野疑惑が、引き続き提起されている。
パク・ナレは、交際相手をスタッフとして登録し、月給を支給し、元マネージャーを除く実母や交際相手にのみ、4大保険に加入させたという疑惑を提起された。各種疑惑が提起されているが、パク・ナレの所属事務所側は、8日以降、マスコミとの連絡を取っていない。
このなかで、パク・ナレが16日、突然沈黙を破り、映像を公開した。しかし、映像には、これまでの疑惑に対する釈明や、謝罪ではない、「現在、提起された事案にたいしても、事実関係をじっくり確認しなければならない部分があり、法的手続きを進行中にある。その過程で、追加での公開発言や説明はしない」という立場が盛り込まれた。
エンタメ業界では、彼女がなぜ、このような映像を掲載したのか、理解できないという雰囲気だ。謝罪や釈明が盛り込まれたのではなく、これまでの立場と同じ、公開をするまでもない映像だったためだ。特に、彼女が、医療法違反など重大な疑惑に巻き込まれたが、これに対する事実の有無に触れるのではない、「説明はしない」という脈絡と合わない立場をにおわせ、むしろ、疑念を残した。
WOW!Korea提供






