11月22日、23日に京セラドーム大阪で世界最大級のK-POP授賞式「2024 MAMA AWARDS」が開催された。今年は「BIG BLUR : What is Real?」をテーマに21日（現地時間）の米国ロサンゼルスに続き、3日間にわたっての開催。日本2日目となる23日は、ホストの女優キム・テリが最近大きな話題となったドラマ「ジョンニョン:スター誕生」から飛び出してきたように、「あなたの本物は何？」と問いかけるオープニングステージで幕を開け、その後は各部門の発表とパフォーマンスステージが交互に展開。最後には大賞3部門が発表され、大盛況のうちに幕を閉じた。

この日、最初の栄誉を手にしたのは「BEST DANCE PERFORMANCE FEMALE GROUP」を受賞した「aespa」だった。これが「aespa」の快進撃の始まりとなる。

一方、パフォーマンスステージのトップバッターを飾ったのは「INI」。「LOUD (MAMA ver.)」と「WMDA(Where My Drums At) (MAMA ver.) 」を披露したが、田島将吾の和太鼓パフォーマンスが目を引くなど迫力あるステージを届けた。

続いての授賞は、パリ五輪のフェンシング金メダリスト、オ・サンウク選手がプレゼンターを務めた「VISA SUPER STAGE」。名前を呼ばれた「SEVENTEEN」はスングァンが喜びのスピーチをし、この後予定されているパフォーマンスステージに向け、この賞にふさわしいステキなステージを披露すると意気込み、日本語でも「期待してください」と呼びかけた。

次のステージでは、本名のキム・ヒョンソとしてドラマでも活躍中のシンガーソングライター、BIBIが童話の王女様のような衣装で登場し、「Bam Yang Gang（MAMA ver.）」を披露。ステージの途中、王子様のような出で立ちの俳優アン・ジェヒョンとワルツを踊り、幻想的なコラボステージで観客を楽しませた。

続いての授賞は、バラエティーのPDとして有名なナ・ヨンソクPDとDEXが2部門を発表。今年新設されたという「BEST CHOREOGRAPHY」 は「aespa」の「Supernova」が、「FAVORITE GLOBAL TRENDING MUSIC」はドラマ「ソンジェ背負って走れ」でシンドロームを巻き起こした俳優ビョン・ウソクが受賞した。ビョン・ウソクはスピーチの途中で、「頭が真っ白になってしまった」と言葉に詰まる場面もあったが、ドラマ関係者やファンらにしっかりと感謝の気持ちを伝えた。

続くステージでは、「MEOVV」が初めての授賞式でのパフォーマンスとは思えぬほど、堂々たるステージングで「MEOW」と「BODY」を披露。また、「ZEROBASEONE」は「KILL THE ROMEO」と「GOOD SO BAD」でアイコニックなステージを演出。ストーリー性のあるステージ展開で、メンバー9人のシンクロダンスはもちろん、キム・ジウンとリッキーのアクション、ハン・ユジンのダンスブレイクや表情演技など見どころ満載だった。

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