スペースシャワーTV とABEMA で毎週金曜 22:00~放送中のリアリティサバイバル番組『Re:Born』。韓国で一度はデビューしたものの、スポットライトを浴びることができなかった K-POP ボーイズグループ 12 組(AIMERS、BeMAX、BXB、DIGNITY、DKB、DXMON、EASTSHINE、E’LAST、L5ST、WAKER、WEUS、XODIAC)が正式日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げている。
YouTube では本編を世界配信中(※日本を除く)で、日本、韓国だけでなくグローバルファンたちからも熱い反響を呼んでいる。
前回放送の#2 では、WAKER、XODIAC、EASTSHINE、BeMAX、L5ST、DXMON がファーストミッションに登場した。6 組それぞれが自分たちの特徴を活かしたパフォーマンスを披露。審査員たち(シン・ユミ[シンガーソングライター]、キム・テウ[歌手]、ヒョジン・チョイ[振付師])の細かい評価が行わ れた。
11 日放送の#3 では、ファーストミッションに残りの 5 組(DKB、AIMERS、WEUS、BXB、DIGNITY)が挑戦した。
【※以下、本編のネタバレがあります】
#3 最初のステージに DKB が登場!貫禄のステージにチャン・グンソク「飼いならされていない野良犬を放ったような感じ」
デビュー5 年目の余裕とオーラを放ち、他のチームから優勝候補と言われている DKB が登場。DKB はメンバーのほとんどが過去にサバイバル番組に出演している経歴があるため、MC のチャン・グンソクから「またサバイバル番組に出演することに負担を感じたりはしませんでしたか?」と聞かれると、メンバーの E-CHAN は「またサバイバル番組に出るということは、誰かには後ろ指を指されるかもしませんが、僕たちにはそんな 怖さはなかったです。僕は本当にこのチームを長い間守っていきたいんです」と Re:Born にかける想いの強さをアピールした。
パフォーマンスでは<Sober [Remix] >を披露。力強く男らしいパフォーマンスを見せつけた。
メンバーの HEECHAN は「今日は僕たちの公演を見に来てくださってありがとうございます」と余裕のコメント。審査員のヒョジン・チョイは「素敵な公演を見せていただきありがとうございました。やはりベテランの風格 は無視できませんね。」と返した。同じく審査員のシン・ユミは「最も牽制されるチームでしたよね。なので、知らないうちに私も心の中で牽制していたんです。牽制される所以をステージで証明してくれて、すごくかっ こいいと思います」と評価。
キム・テウは「様々な番組やオーディションで認められたチームなので、僕も楽しく見させていただきました。5 年間同じコンセプトを守り抜き、何か結果が悪いと感じたらそれについて変化をあたえるのもとてもいい方 法だと思います。なぜなら DKB は十分にやりこなせると思うんです。なので、そのような試みをしてみるのもいいと思います。素敵でした」とアドバイスをした。
MCのチャン・グンソクは「飼いならされていない野良犬を放ったような感じでした。オスらしさも強く、そんなステージだったと言えるのではないでしょうか。でもそうなると次のチームが負担を感じているのではとも思います」とコメントした。
Re:Born が最後のチャンスだと思って練習を積み重ねてきた AIMERS。DKB との因縁も告白
そんなDKB のステージの次に登場したのが AIMERS。
SEUNGHYUN は「これが偶然か必然か、他のサバイバル番組でも自分たちの前が DKB 先輩だったんです」と DKB との因縁の深さを告白した。つづけて「もちろんとてもリスペクトしていますし、僕たちは僕たちだけの色やスタイルがあり完全に方向性が違うと思うので、自信を持って精一杯披露しようと思います」と意 気込みを語った。チャン・グンソクも「自分たちだけの色をより強固にするのが、アイドルの世界の最も重要 な世界観ではないでしょうか。」と共感した。
リアリティパートでは、地下3階の少し暗くてじめじめしたところで練習をしていたこと、諦めたい瞬間があってもメンバーとファンのために歯を食いしばって耐えてきたことをインタビューで明らかにし、ファンという日差し を浴びて元気を出そう、成長しようという AIMERS の夢が語られた。YOEL は「僕たちにとって Re:Born は脱出口だと思います。」 SEUNGHYUN は「最後のチャンスだと思って頑張っていきます」と決意を固めた。
ステージでは<Somebody>を披露し、審査員のキム・テウは「上手ですね。まずクオリティがすごく高い です。長時間練習してきたのがすぐにわかりました」と絶賛。「白くなった DKB みたいです」という言葉も飛び出した。ちょうどこのオーディションの衣装も AIMERS は白、DKB は黒で対照的だった。振付師のヒョジン・チョイからはダンスのクオリティの高さを絶賛され、メンバーのWOOYOUNG が感極まって涙を流す場面もみられた。
WEUS は東洋的な世界観のステージで勝負をかける
韓服風の衣装で登場した WEUS。東洋の雰囲気が漂う<Fate>を披露した。
幻想的なステージではあったものの、シン・ユミからは「いきなり没入感が薄れたり、完成度がかなり低い部 分がありました」と厳しい指摘が。ステージを降りると、MINHYUK は「なぜこんなにたくさんミスしたんだろう。チームに迷惑がかかったと思うとすごく申し訳ないですし、練習の時ほど上手にできなくて心苦しかったです」 と語った。放送後に番組公式 YouTube で公開されたビハインド映像では「今後のスケジュールがなくなってしまった」と重すぎる発言もあった。
BXB がハートウォーミングなステージで会場を包み込む
つづいて小学生、中学生時代からの幼なじみで構成された BXB が登場。家族以上に家族のような固い絆で結ばれた 4 人組だ。
メンバーたちは、BXB の前に別のグループ TRCNG で活動をしており、TRCNG 解散後も休みながらいろいろな仕事をしたというが、アイドルほど幸せな仕事は見つからないという。
幼なじみの 4 人がこうして集まり BXB となって、絶対に間違っていない選択だと証明するためにも、それをステージで見せたいと意気込んだ。
そんな BXB は様々なストーリーを背負ってきたグループゆえに、叙情的で感性的な歌である<Planet> をパフォーマンス楽曲に選んだ。
まるでドラマを見ているかのようなドラマチックで温かいステージに「本当に温かいステージだと思いました。お 手本のような彼氏が 4 人いると言いましょうか・・・」とシン・ユミがコメントしたとたん、すかさずチャン・グンソクが(チャン・グンソクも含めて)「お手本のような彼氏は5人じゃないですか?」とつっこむと、シン・ユミは笑 顔で「失礼しました~」と答え、それに対しチャン・グンソクが日本語で「すみません」と謝って、緊迫したオー ディション会場が笑いに包まれる一幕もあった。
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