【番組レポート】 チャン・グンソク 「僕よりクレイジーな人たちが誕生しました!」( 10月 4日放送『Re:Born』#2番組ネタバレあり)

スペースシャワーTV とABEMA で毎週金曜 22:00~放送中のリアリティサバイバル番組『Re:Born』。韓国で一度はデビューしたものの、スポットライトを浴びることができなかった K-POP ボーイズグループ 12 組(AIMERS、BeMAX、BXB、DIGNITY、DKB、DXMON、EASTSHINE、E’LAST、L5ST、WAKER、WEUS、XODIAC)が正式日本デビューをかけて真剣勝負を繰り広げている。

YouTube では本編を世界配信中(※日本を除く)で、日本、韓国だけでなくグローバルファンたちからも熱い反響を呼んでいる。

【※以下、本編のネタバレがあります】

前回放送の#1 では、E’LAST がファーストミッションに登場。トップバッターの重圧を感じながらも、日本語の歌詞も交え Re:Born 仕様にアレンジした楽曲<Thrill>を圧倒的なパフォーマンスで披露し、審査員たち(シン・ユミ[シンガーソングライター]、キム・テウ[歌手]、ヒョジン・チョイ[振付師])から絶賛され終了した。

6日放送の#2 では、ファーストミッションに WAKER、XODIAC、EASTSHINE、BeMAX、L5ST、DXMON が挑戦した。

新大久保で地道な活動を行う WAKER

東京の新大久保でも精力的に活動を行っている 6 人組グループの WAKER。番組では、彼らの新大久保での彼らの活動の様子もオンエアする。定期的に日本での活動を行っていることから日本語が堪能なメンバーも多く、KWONHYEOP はファンからはほぼ日本人と呼ばれていることを明かした。

MC のチャン・グンソクとは流暢な日本語で会話を交わす場面もあり、チャン・グンソクから「けっこう上手いじゃん!やばいね!」とお墨付きをもらった。

パフォーマンスでは<ATLANTIS>を披露。

振付師のヒョジン・チョイが「膝のアップダウンのダンスの際に、少し厳しそうなメンバーがいた」と指摘すると、練習のし過ぎでメンバーの KOHYEON の左膝には軟骨がほとんどないことを告白。KOHYEON の健康状態に合わせてグループの振付をすることができなかったことに対して、配慮が足りなかったと自分を責めるメンバーもいた。

インドネシアでは国賓待遇の XODIAC。グローバルスターにまさかの評価が

つづいて、香港人メンバー2 名、インドネシア人メンバー1 名、韓国人メンバー6名で構成されるグローバルグループ XODIAC が登場。メンバーの ZAYYAN はインドネシア人初の K-POP アーティストで、インドネシアでは XODIAC は国賓級の待遇を受けているという。インドネシア以外の国では知名度や人気にギャップがあり、まだ大きな成功は掴めておらず、Re:Born  できっかけを掴んでさらなる活躍をしたいと語る彼ら。

キラキラと輝く圧倒的なビジュアルでデビュー曲の<THROW A DICE>を披露したが、振付師で審査員のヒョジン・チョイは「このままではダメだと思います。本当に覚醒しないと。かっこいいはずなのにとても残念でした」と苦言を呈した。

歌手のキム・テウからは「今後もっと大きな世界に出て行くなら、自分たちが望んだ韓国、日本市場で勝負すべきだと思います。そのためには 9 人の息がもっと合わないといけない」と厳しい評価を下された。

SHINee を彷彿させると話題の EASTSHINE

Re:Born に出演するグループの中で最年少のチームであるEASTSHINE。メンバーのPHOENIX は15 歳で、「本当?15 歳だって?」とチャン・グンソクも衝撃を隠せない様子だった。リアリティの場面には、病と闘いながらも EASTSHINE の成長をあたたかく見守る事務所の代表も登場。

パフォーマンスでは<Double Down>を披露。10 代中心のグループらしい、はつらつとしたダンスで会場を沸かせた。

ヒョジン・チョイは「私が初めてダンスを踊ったときのことを思い出す。本当の息の合わせ方をしていて、すごく  良かったと思います」と評価。

キム・テウは「ちょっと SHINee のような雰囲気もあって、すごく練習して完璧に自分のものにできたら、とてもポテンシャルの高いグループになると思います」とコメントした。

交通事故…マネージャーの死…。壮絶な経験を乗り越えてきたBeMAX

2019 年に MustB の名でデビューした BeMAX。平均年齢は 28 歳でこの番組では最年長のチームだ。

いつも明るく、周りを楽しませる彼らだが、その笑顔のウラ側には壮絶な経験があった。

彼らは新人時代に交通事故に遭い、自分たちも重傷を負い、兄のように慕っていたマネージャーはその事故で帰らぬ人となっていた。交通事故のリハビリも兼ねて始めた運動が、今では健康的な趣味となってメン  バー全員で筋トレに励んでいることを明かした。

事故をきっかけにさらに結束力を増した BeMAX は抜群の協調性で<Down Down>を力強くパフォーマンス。鍛え抜かれた筋肉だけでなく、唯一無二の魅力で見せ場を作った。

初の公式ステージとなった L5ST

Re:Born が実質のデビューステージとなる L5ST は、チームの情報がないため、他のチームからも注目が集まっていた。ステージでは自分たちで振付をつけたという<AMAZON>を披露。

パフォーマンス後に MC のチャン・グンソクから感想を聞かれると、「60%~70%しか実力を見せられず、本当に残念です」と答えた。

キム・テウは「個人的には L5ST は自らを振り返ってみて実力を磨いてからデビューしても遅くないと思います」と辛口コメント。L5ST にとってほろ苦いデビューステージとなった。

#2 の最後のステージは DXMON。内気すぎるアイドルがステージで豹変⁉ オーディション会場がざわつく

メンバー5 人のうち4人が性格診断 MBTI で I(内向的)という診断結果の DXMON。チャン・グンソクに「Re:Born を通じて必ず得たいものがあると聞きましたが、どういうものですか?」と聞かれると、メンバーの HEE は「友達を作りたいです」と答えた。これにはほかのチームも大爆笑。楽屋でも静かに過ごす

DXMON のシャイなメンバーたちだが、意気込みを聞かれると「僕たちはステージでお見せします」と答えた。

彼らがどれほど急変して激しいステージを見せるのか期待が集まる中、<Burn Up>を披露。まるで何かに憑依されたようなエナジー溢れるダイナミックなパフォーマンスでオーディション会場を一気に掌握した。

あまりの豹変ぶりにチャン・グンソクから「キミたち友達を求めて出演したの嘘だろ?」とツッコミが入ったもの の、ステージが終わった瞬間に DXMON は再びシャイな青年たちに戻った。

ヒョジン・チョイは「こういう表現が正しいのかはわかりませんけど」と前置きしつつ、「クレイジーな人たちみたいでした」と評価し、これにはシンガーソングライターのシン・ユミも「本当にそう!」と同意。さらにキム・テウは「君すごい人だね」と TK のエネルギーを引っ張っていく力に太鼓判を押した。

そして、MC のチャン・グンソクに「僕が人生で一番言われた言葉は “クレイジーな人”なんです。でも、もっとクレイジーな人たちが誕生しました。兄さんについてこい」と言わしめた。

DXMON  は「『Re:Born』で友達じゃなくてお兄さんができた!」と喜びを隠せない様子だった。

次回 10 月 11 日(金)22:00~放送の#3 は最終 5 組選抜戦のクライマックスをお届け。はたしてどのチームが次に勝ち進むのか。お見逃しなく!

【最終 5 組選抜戦の採点方法】

審査はシン・ユミ(シンガーソングライター)、キム・テウ(歌手)ヒョジン・チョイ(振付師)が採点をし、5 組を選抜するというもので、採点の内訳はパフォーマンス 35 点/歌唱 35 点/スター性 30 点の合計

100 点満点で評価される。

 

次回  「#3  Re:boot  」  概要

前回に引き続き、厳しいオーディションが行われる。次のステージに進めるのはたったの 5 組。時には牽制し、時には称え合いながらボーイズグループ 12 組は多彩なパフォーマンスを披露する。MC のチャン・グンソクから次のステージへの進むことができるチームが1組ずつ発表され、驚愕の結果に思わず涙するチームが続出する。

(2ページに続く)

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2024.10.07