俳優カン・ギョンジュンと離婚はしない、と明らかにした妻で女優チャン・シニョンのこぼれ話が公開された。
最近、YouTubeチャンネル「芸能裏統領イ・ジンホ」では、イ・ジンホがチャン・シニョンと通話した内容に言及し、彼女の立場を代わりに伝えた。
映像でイ・ジンホは、「実は(ことし)1月にチャン・シニョンさんと1度通話をしたことがあった。当時、カン・ギョンジュンさんの騒動に対する、チャン・シニョンさんの立場を聞くためだった。やっと繋がった電話で、チャン・シニョンさんは涙がボロボロと流れて、しっかり言葉をつむぐことができなかった」と言っていた。そうして、「その声と雰囲気だけでも、チャン・シニョンさんがどれほど大きな衝撃を受けたのか、感じられた」とし、「ただ『いったん夫と話したい』と話すチャン・シニョンさんの意思をくんで、当時話した通話内容は公開しなかった」と明かした。
特に、チャン・シニョンはカン・ギョンジュンの告訴記事が出るまで、不倫の事実をまったく知らなかったことが分かった。
イ・ジンホは、最初のインタビュー以降、またやったと連絡が取れた、とチャン・シニョンの近況を伝えた。
彼は、「幸いと言わなければならないだろうか。ことし1月当時の感じよりは、少し良くなった感じだった」とし、「ただ声はまだ暗く沈んでいた。この部分について、チャン・シニョンさんは最近風邪をひいて、のどの調子が良くないと言っていた」と説明した。
イ・ジンホは、チャン・シニョンがカン・ギョンジュンを許すことにした大きな理由は、2人の子どものためと伝えた。彼は、「チャン・シニョンさんは『第一も子どもたち、2番目も子どもたちのためだった。特に2番目が、今本当に幼くてかわいい。このように、幼い子どもが今後、父親の隣りで(幸せに)生きていく機会を与えなければいけないのではないか。許すことにした最も大きな理由は、やはり長男のためだった。息子にとって重要な時期なので、親としてありのままの役割をできず、本当に申し訳ない』と話した」と伝えた。
カン・ギョンジュンは今回のことと関連し、妻チャン・シニョンと家族を傷つけたことについて、数回にわたって反省し、自身を責めて謝罪したと明らかにした。イ・ジンホは、「チャン・シニョンさんが、これ以上おおごとにしたくない理由が、まさに子どもたちのためだ。『子どもたちが幼く、未来がある状況なので、これ以上、子どもたちの父親として生きていくのに、悪い話だけを伝えたくない』というような内容を伝えてきた」と明らかにした。
先立って、カン・ギョンジュンは昨年12月26日、A氏に5000万ウォン(約548万円)の損害賠償請求訴訟に遭った。A氏によると、カン・ギョンジュンは自分の妻と不倫を犯し、家庭を事実上破綻させたという。
当時、カン・ギョンジュンの所属事務所K-starグローバルEnt側は、「カン・ギョンジュンが訴状を受け取ったことまで確認した」とし、「内容を見たら誤解にあたる部分がある。順次対応する」と伝えた。しかし、その後A氏の妻であるB氏とカン・ギョンジュンが、やり取りしたと思われる内容がメディアに公開されて騒動が大きくなり、その余波でカン・ギョンジュンは事務所との再契約を締結しなかった。
A氏との合意に失敗したカン・ギョンジュンは、先月7月24日に開かれた慰謝料の請求訴訟の初弁論で相手の請求を受け入れ、請求認諾として今回の訴訟に結末をつけるようになった。現場に参加しなかったカン・ギョンジュンは、コメントで立場を代わりに伝えた。カン・ギョンジュンはコメントを通じて、「事実とは違う部分があったり、釈明されなければならない部分などについて、法的手続きを進行したい気持ちもあったが、誤解と非難も僕の不徳の致すところから始まったことだと思った。このような事実も耐えるのが、僕に与えられたものだという結論に至った」とし、「これに釈明をしたり、事実と違う部分を法的な手続きで争わずに、相手の当事者の方の請求に応じることに決めた。改めて、私のせいで不快な思いを経験した皆さんに、謝罪する」と伝えた。
カン・ギョンジュンは2018年にチャン・シニョンと結婚し、2男をもうけた。愛妻家のイメージで夫婦、育児バラエティーに出演して多くの人気を集めたカン・ギョンジュンは、強烈なスクラッチを残したまま約8か月の争いを締めくくることになった。
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