グループ「ILLIT」の所属事務所BELIFT LABが、ADOR代表のミン・ヒジン氏の2度目の記者会見に対する立場を発表し、盗作釈明映像まで製作し、公開した。
10日、BELIFT LABは「5月31日のミン・ヒジン代表の2度目の記者会見を見て、これ以上当社の立場表明を先送りすることはできないという判断を下しました。これに対して文や映像でミン・ヒジン代表に対するBELIFT LABの立場を整理し、申し上げます」という知らせを出した。
これに先立ち、ミン・ヒジン代表側が申請した仮処分引用決定が下され、ミン・ヒジン代表がADORの代表職を守ることになった状況。BELIFT LABは、これは「ILLIT」と「NewJeans」の盗作事案に対する判決ではないとし、「あたかも盗作事案に対する判決でミン・ヒジン代表側が勝訴したかのようにわい曲してはならない」と強調した。
BELIFT LABは、ミン・ヒジン代表を相手に提起した業務妨害および名誉毀損(きそん)に対する刑事事件は、これから進められる領域だとし、「ミン・ヒジン代表は自身の私益のために罪のない新人グループを犠牲にした」と主張した。
また、「本人の私益確保の手段として盗作を主張することで、大衆文化全般に悪影響を及ぼしていることに遺憾を表する」と述べた。BELIFT LABは、「ミン・ヒジン代表は本人の2度目の記者会見で表面上では若いのジェスチャーを見せたが、肝心な本人の行為により経験してはならない暴力のような深刻な悪質な書き込みに苦しめられるアーティストを含め、罪のない被害者たちにたった一言の謝罪や反省もなく、このことをメディなど他人のせいにした。これは本当に残念なことだ」という意見を明かした。
共に公開された「盗作主張に対するBELIFT LABの立場」という約28分ほどの映像は、「ILLIT」のデビュー時点で始まった。デビューと同時に驚くべき成果を収めた「ILLIT」は、その後、ミン・ヒジン代表側は提起した“コピー論議”で批判され、これに対してBELIFT LABの代表は、「アーティストへの言及は、非難を浴びさせるために発言を公開したのだ。『ILLIT』を非難するよう指示したのだ」と主張した。
ソーシャルメディアやコミュニティを通じて広がった「NewJeans」と「ILLIT」の類似性論議に、BELIFT LAB側にメールを送ったというミン・ヒジン代表。これに対してBELIFT LABは、「似ていないという反論もまたそれに相応するほどに多い」という内容が盛り込まれた返事を送ったという。
「ILLIT」を制作しながら作った“ブランド戦略ガールズグループ企画案”も公開された。ここには、「NOT NewJeans」、「NOT BLACKPINK」、「NOT IVE」が強調されていて、BELIFT LAB側は、ミン・ヒジン代表が述べた「制作フォーミュラ」は、「『ILLIT』の盗作根拠が足りないという用途でミン・ヒジンが作り出したもの」と主張した。
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