NCT DREAM、Billlie、WOODZ、H1-KEYなど 泣きたくなったときに思い出す、歌詞が妙に刺さるK-POPソング特集

WOODZ「AMNESIA」
韓国歌手「WOODZ」が2023年にリリースした、シングル曲。曲名「AMNESIA」は「記憶喪失」という意味で、何かから逃げている主人公が描かれている。「今日一日、あなたは何の記憶を喪失しましたか」と鋭く突きつけられるような歌詞、そんな残酷な歌詞とは裏腹に泣きたくなるような感情がわき上がるメロディーラインは、一度聴くと耳から離れない。

H1-KEY「Rose Blossom」
韓国ガールズグループ「H1-KEY」が2023年にリリースした、アルバム『Rose Blossom』のタイトル曲。口コミによって徐々に曲が広まっていき、最初はチャート圏外だった曲が韓国の音源チャートにて1位を獲得するまでの反響に。「誰でも限界に直面する人生において、それでも自分の夢と希望を捨てず、がむしゃらに咲いていけ」というメッセージが込められている曲で、トラップとブームバップが基調となったヒップホップベースのトラックに、アナログのシンセサイザーの音がとても良い。「私はビルの隙間に咲いたバラ 物寂しいこの街が美しく染まっていくまで 顔を上げて耐えるよ 最後まで」という、強いメッセージ性を感じるこの歌詞は、韓国ボーイズバンド「DAY6」のYoung Kが作詞した。


Billlie「EUNOIA」
韓国ガールズグループ「Billlie」が2023年にリリースした、アルバム『the Billage of perception: chapter three』のタイトル曲。タイトル曲の「EUNOIA」は、古代修辞学で使われていたギリシャ語で「美しく大切な考え」という意味。「私たちは皆両面性を持っていて、本当の自分を認めるためにはそれを認め、抱きしめてあげる方法に気づかなければいけない」という深いメッセージが込められた楽曲。彼女たち特有の軽さと浮遊感がありながら、キャッチーなサビが印象的な1曲。

NCT DREAM「Never Goodbye」
韓国ボーイズグループ「NCT DREAM」が2022年に発売した、アルバム『Beatbox』の収録曲。終始シンプルなコードワークで進んでいく、R&Bバラード曲。「北極星のように、いつも同じ場所で待っているよ」という気持ちが込められた曲で、NCT DREAMのマーク、ジェノ、ジェミン、チソンがラップメイキングに参加した楽曲。「やけに深くて長かった夜を耐え抜いたある日 涙が溢れてふと頭をあげたときに見える 輝く星をたどれば また戻る道を見つけられるはず」というメッセージ性の強い歌詞を歌う彼らは、いつもの明るく元気いっぱいなイメージから一変して、包容力いっぱいの彼氏のよう。

クォン・ウンビ「Speed of Love」
韓国歌手「クォン・ウンビ」が2022年にリリースした、アルバム『Color』の収録曲。彼女が「新しい歌唱方法で歌った」というこの曲は、エレキギターとエレクトリックピアノのサウンドが印象的なオシャレなジャズ曲。「ゆっくり愛を育てていきたい」と少女が夢見る情景が描かれた美しい歌詞は、「自分のなかにある感情や思いを大切に生きていこう」とも聞こえてくる。

 

WOW!Korea提供

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2024.01.18