古家正亨氏がMCを務め、紹介VTRのあと登場したK4の4人。1曲目は韓国ドラマ「主君の太陽」からミディアムナンバー「Touch Love」、続いてドラマ「花郎<ファラン>」から壮大なバラード「Our Tears」と、韓ドラファンにはたまらない楽曲を、極上のハーモニーで聴かせる。続けて、ドラマ「花より男子」から「Stand By Me」のカバーを披露。
オリジナルはSHINeeが歌ったPOPなナンバーを完全にK4風にリメイク。そして、「韓流の原点となった一曲です」と日本語での紹介から「最初から今まで/冬のソナタ」を披露。韓国ドラマの金字塔的作品の主題歌を、壮麗なコーラスアレンジで全く新しい一曲に仕上げた。次に、「日本でも韓国でも人気の曲です。」と紹介された一曲は、オリジナルは中島美嘉の永遠の名曲「雪の華」。韓国ではドラマ「ごめん、愛してる」の中で韓国語でカバーされ大ヒットした。「雪の華」がK4の作品に収録されることは、このライブで初めて発表された。しかも、CDでは全編韓国語詞で収録されているところ、このステージでは2番から日本語詞というスペシャルバージョンで披露された。ここで、MCの古家が再び登場。コーラスアレンジと日本語の勉強のためにメンバーが自ら選曲した「上を向いて歩こう」をアカペラで披露。完璧なハーモニーと共に歌詞も十分に伝わる、心に響く歌として仕上がっていた。
ラストには、韓国でのデビュー曲で、日本人にも親しみやすく中毒性の高いラテン調の一曲「Love Storm」を披露。カバーのみならずオリジナル曲での魅力も存分に発揮した。
今後の夢を「日本で一番愛される韓国人歌手になりたい」と語ったK4。韓流20周年イヤーとも言われる今年、韓流の原点回帰とも言えるような活動を行っている彼らが、その夢に向けて確かな一歩を踏み出したライブとなった。
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