俳優チュ・ジフンや女優スエが熱演中のSBSドラマ「仮面」の制作会社ゴールデンサムピクチャーズが、作家のパク・ウンギョン氏とキム・ミョンウ氏に盗作疑惑を提起されたことに対して「話にならない」と反論した。
ゴールデンサムピクチャーズは23日、報道資料を通じて「23日午後、ドラマ『仮面』の視聴者掲示版に作家のパク・ウンギョン氏とキム・ミョンウ氏が提起した盗作疑惑に対する制作会社の立場を明らかにします」と、盗作疑惑について立場を示した。
以下、全文。
こんにちは。SBSドラマ「仮面」の制作会社ゴールデンサムピクチャーズです。23日午後、「仮面」の視聴者掲示版に作家のパク・ウンギョン氏とキム・ミョンウ氏が提起した盗作疑惑に対する制作会社としての立場を明らかにします。
1.「仮面」は脚本家チェ・ホチョル氏の純粋な創作物であり、盗作なんて話になりません。
2.キム・ミョンウ氏は「主なあらすじの一致と、登場人物の役割及び設定が類似している」と指摘しているが、チェ・ホチョル氏は、『仮面』は始まりの段階から“現代版『王子と乞食』”の話であることをはっきり明かしていました。似たようなドッペルゲンガーの話は、以前にも様々な作品ですでに扱われています。
3.キム・ミョンウ氏は自身の作品「影の恋人」を2010年に著作権登録し、「仮面」は2014年に著作権登録されたことを盗作の根拠としています。しかし「影の恋人」はこれまで対外的に公開されたことはない作品であり、チェ・ホチョル氏をはじめ、制作会社や大衆が決して接することのできない作品でした。彼らの主張どおり「映画振興委員会のシナリオマーケットメンタリング以降、最近まで開発に拍車をかけていた作品」をどうやってチェ・ホチョル氏が知り具体的な内容やシーンをまねることができると言うのか、こちらの方が聞きたいです。
4.キム・ミョンウ氏が、自分の作品と「仮面」が類似していると主張する「主人公を圧迫するため高利貸し業者が主人公を訪ねていく」シーンや、「特定の人物を土に埋めようと強迫する」シーンなどは、一般的な表現として他の作品でもよく扱われているシーンです。1話当たり70分の分量に該当するドラマ全体の脈絡は考慮せず、特定のシーンを一つずつ羅列しながらドラマ全体を盗作云々というのは悪意的です。
5.また劇中のソクフン、ソクフンの秘書のポルテ、高利貸し業者など、何人かの人物を特定し、「影の恋人」の人物と似ていると主張しています。しかし実際に「仮面」の主人公であるジスクとミヌ、ミヨンなどの中心人物が「影の恋人」と似ているという主張はありません。結局、ドラマの本質である主人公のキャラクターと話の流れと、「影の恋人」の類似点を見つけられず、自身の主張を裏付ける付随的事例をいくつか挙げて、「仮面」の名誉を毀損しています。
6.盗作を主張する時期も疑わしいです。彼らは「2話を見ながら、鈍器で頭を殴られたようだ」とし、「6話までモニタリングした後、著作権専門弁護士と法律相談をした」と主張しています。しかし「仮面」は現在18話まで放送されました。もし彼らの主張が正当で、盗作を確信したなら、2話や6話の放送が終わった時に問題を提起して「仮面」が放送されるのを止めようとするはずです。しかしキム・ミョンウ氏側は、18話まで見守りながら類似していると言えそうなシーンを一つずつ抜粋して問題を提起しています。
7.キム・ミョンウ氏側が「仮面」の視聴者掲示版に盗作を主張することも理解できません。公開も露出されてもいない作品を、チェ・ホチョル氏が探して盗作したと主張しているが、それこそ盗作に対する彼らの立場を明らかにしたかったのなら、ポータルサイトですぐに制作会社を検索して電話で立場を伝えることもできたはずです。それにもかかわらず、視聴者掲示版にこのように一方的な主張をすることは、大きな話題にして利益を得ようとする計算ではなかったのかと疑わしいです。
8.制作会社と脚本家のチェ・ホチョル氏は、このようなとんでもない主張に揺らぐことなく全20話の「仮面」を完成させるつもりです。そしてキム・ミョンウ氏側の主張を綿密に検討し、名誉毀損及び損害賠償など民事・刑事上の責任を問い、強硬に法的対応する予定です。
WOW!korea提供