“血ケッティング”から数億ウォン台の“代理チケット予約”へ…韓国で問題になっているチケット詐欺の実情とは

#1. “ENHYPEN、フォレステラ、チャーリー・プース、チョン・ヘイン、ミュージカル「レベッカ」代理チケット予約、キャンセルチケット、譲渡、チケット移動(アカウント移動)します。NCT DREAMは締め切られました。最初の取引時、予約金0.5+手数料全額先払い。予約確定後キャンセル絶対不可”

#2. Stray Kids先行予約。フロア1~5列(f2,3,6,7区域)+54万ウォン(約54,000円)。フロアランダム+35万ウォン(約35,000円)、フロア区域指定可能+35万ウォン。


現在、SNSで最も信頼されている代理チケット予約業者で上がっている文だ。海外のポップスターからミュージカル、演劇、K-POPスターのコンサートはもちろん、ファンミーティングも選り好みせずに“顧客”が望む席を代わりに前売りしてくれる。

今、韓国の人気公演は誰かれなしに“血ケッティング(=壮絶なチケット購入)予約”をほうふつとさせる。ミュージカル、K-POPスター公演はもちろん、イム・ヨンウン、キム・ホジュン、イ・チャンウォンのようなトロット(=演歌)歌手、海外のポップスター来韓公演に至るまで、前売りオープンと同時に望む座席をゲットするのは“夢のまた夢”だ。“前世で国も入手できなかった”目の前の席に至っては、夢見る話にもならない。


ポピュラー音楽公演系のある関係者は、「前売りまで平均で5秒しかかからないマクロダフ屋が良い席を大量で購入するため、一般の前売りを求める人はチケット予約が難しい」と話した。もちろん、マクロダフ屋が先に登場したのか、“血ケッティング”が先だったかは正確に知ることは簡単ではない。明らかなのは、チケットの前売りが難しくなり、代理チケット予約が盛んになったということである。

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2023.06.27