「メゾン ヴァレンティノ」は、過去3年に渡って行ってきたウィメンズとメンズ共同のショー開催から離れ、2023年6月16日(金)午後2時(イタリア時間)、ミラノ大学にて2024年春夏コレクション「ヴァレンティノ ザ ナラティブ (VALENTINO THE NARRATIVES)」をメンズ単独で発表する。
「ヴァレンティノ」は、アーティスティックな才能を育成し、大学や機関での学びの機会を創出するなど、地域のコミュニティと新しい世代への支援を続ける。ミラノ大学の学生たちにショーをライブで体感してもらいたいという思いから、クリエイティブディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリは、ショーの開催日として、学生たちが集まり大学が活気づくミラノファッションウィークの初日を選んだ。クリエイティブな交流において、メゾンの卓越とサヴォアフェール、ディテールへのこだわり、次世代にインスピレーションと刺激をもたらす革新のスピリットを存分に感じられるだろう。
アーティスティックな作品を発表するための場所は、地理的なものよりもその都市のソウルを重視して選定された。メゾンにとって、ミラノは歴史と革新へのロードマップの両方のカギとなる場所でもある。ピエールパオロ・ピッチョーリは、アンダーグラウンドのエネルギーと最新のアート、文化的なムーブメントを取り入れながら、メンズウェアのコードに単なる懐古ではない新たな意味をもたらす。
1985年1月、「ヴァレンティノ・ガラヴァーニ」が最初のメンズショーを行ったのもミラノだった。この選択は、メンズコレクションに独自のモーメントをもたらし、メンズウェアというカテゴリーを永遠に高めるとともに、その時まさに始まったばかりであったヴァレンティノメンズウェアとミラノという都市をしっかりとつなぐこととなった。そうした初期のスパークを念頭に、ピエールパオロ・ピッチョーリはいま、メンズワードローブをさらにコンテンポラリーな方向へと向かわせることによって、この地で始まったメンズウェアを新たに定義しようとしている。
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