韓国映画「リバウンド」(監督:チャン・ハンジュン)が、来る5日の公開を控えて韓国映画および4月公開予定作品全体の前売率1位を達成した。
「リバウンド」は、2012年、全国高校バスケットボール大会、誰も注目していない弱小バスケットボール部の新任コーチと6人の選手が走り続けた8日間の奇跡のような話を描いた感動の実話だ。2012年、カン・ヤンヒョンコーチが率いたプサン(釜山)中央高校バスケ部が、大韓体育協会杯全国中・高バスケットボール大会で決勝進出した実話を映画化した。4月に公開される第1作目として、高い前売率で観客を迎える準備を終えた。
3日現在、映画振興委員会映画館入場券統合計算網リアルタイム前売率によると、「リバウンド」の前売率は全体の16.1%を記録した。これは4月に公開される全ての作品の前売率で1位に該当する数値だ。特にこのうち、韓国映画の中でとなると何と68.9%という圧倒的な前売率で1位を独占した。何より最近、映画館で前売り券を購入する人の多くがIMAXや4Dなど特殊な上映形式の作品を求める傾向の中で、「リバウンド」は特殊な上映形式なしに高い数値を記録していて注目されている。
公開を控えて「リバウンド」の主役であるチャン・ハンジュン監督と俳優たちは、バラエティー、ラジオ、YouTubeなどさまざまな媒体で、積極的に映画の広報に乗り出している。また公開前の試写と舞台あいさつで観客に会い、前売りと口コミを頼んだ。一足先に映画を見た観客たちは「バスケットボールは本当に胸が躍る。スポーツは美しいということを改めて感じた」、「本物の試合を見ているようで、得点が入るところでスロー演出がリアルだった」、「試合を見てるのか、映画を見てるのか、途中で分からなくなった。監督の口癖のように、あちこちに見どころがいっぱい」、「思わず立って拍手していた。ドキドキハラハラして、誰も傷つけない映画」など、熱いメッセージと、優れた没入感に拍手を送っている。
試写会以降、圧倒的な好評と支持で、前売り率1位を達成した「リバウンド」は4月5日公開。
WOW!Korea提供