「取材レポ」BIGFLO、早食いと大食いで負けず嫌いなメンバーが対決！「BIGFLO First Anniversary Special Live」開催

グリーンのレーザー光線とともにイントロが流れると、ファンは総立ちに。HIGHTOPの力強いラップともに、「First Flow」の曲がスタートした。

ロン
ユソン
ジョンギュン
ギチョン
Z-UK
HIGHTOP

6月27日（土）、BIGFLOの韓国デビュー1周年を記念する「BIGFLO First Anniversary Special Live」が、渋谷のMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASEURE PLEASUREで行われた。今年4月15日には、「Delilah(JPN ver.)」で、日本デビューを果たすやいなや、タワーレコード渋谷店でのデイリーチャート1位を獲得したヒップポップグループBIGFLO。ライブの第１部は午前11時30分という「朝型ライブ」だったが、多くのファンが会場に詰めかけた。

「First Flow」「Second Flow」、そして「Bad Mama Jama REMIX」と3曲続けてのオープニング。ファンの熱気を浴びながら、リーダーのJUNGKYUNが、「生まれて初めての朝のコンサートです。皆さんも出勤みたいな、学校に行くみたいな気分だったと思います」とあいさつすると、会場は爆笑となった。

次の曲は、Z-UK、HIGHTOP、JUNGKYUNの3人で歌う「ガックム」。そして、これまでもBIGFLOのイベントの司会を務めてきたファンにもおなじみのMC、AKIが登場！　新しいメンバーKICHUNに、「セールスポイントは？」とたずねると、寡黙なKICHUNに代わって、ファンの間から「ダンス！ダンス！」というかけ声が上がった。「準備していないんですけど…」と戸惑うKICHUNだったが、「Delilah」のイントロが流れると、恥ずかしそうに腰や肩を揺らしながらセクシーダンスを披露。すると、会場からダンスが得意なZ-UKコールが！　Z-UKも肩をくねらせ、ダンスを披露。甲乙つけがたい対決に、AKIが「KICHUNくんがメンバーとして認められるか、ゲームを用意しました～！」。ステージは一転して、ゲーム大会となった。

最初のゲームは、「クッキーの早食い大会」。
ステージに登場したテーブルの上には数枚のクッキーが。クッキーを一番早く食べ、マイクに向かって口笛を吹いた人が優勝、というルールだ。スタートの合図とともに、クッキーをほおばるメンバーたち。一気に口に入れたものの、なかなか飲み込めず四苦八苦するHIGHTOP、飄々とした表情で食べるRON、後ろを向いて一生懸命飲み込もうとするZ-UKと、食べ方も個性的なメンバーたち。最初に食べ終わったHIGHTOPがマイクに向かって口笛を吹こうとするも、残念ながら音を出せず失格に…。次にチャレンジしたZ-UKも失敗。最後にJUNGKYUNが口笛成功！　後ろを向いてガッツポーズ、さらに上着を肩まで脱いでもう一度ガッツポーズ。鍛え上げた二の腕があらわになると、会場からは悲鳴のような歓声が起きた。

次のゲームは「マシュマロ大食い」。
スタッフがステージに持って来た皿には、大きなマシュマロが山盛りに。ルールは、「マシュマロを飲みこまずに、頰にたくさん詰められた人が勝ち」。だんだん頰がぷっくらと膨らんでいくメンバーを見て、会場からは「カワイー」という声。最初にギブアップしたのは、YUSEONG。次に、涙目になりながらも頑張ってマシュマロを口に詰め込んでいたKICHUNが脱落。そして、口からマシュマロが飛び出したまま飲み込めずにNGとなったRON。続いてまったく無口になっていたHIGHTOPがアウト。JUNGKYUNとZ-UKの一騎打ちとなったラストは、口いっぱいにマシュマロが入った口を閉じられるか否かで判定することに。結果、優勝したのはZ-UKだった。

罰ゲームの苦いゴーヤ茶をどうにか飲み干し、「お腹がぐるぐる鳴っています」（HIGHTOP）と、テンションダウンマックスのメンバーたち。だが、「Fly」のイントロが流れると、シャキッといつものBIGFLOに。キレのいいダンスとともに、「Fly」をさわやかに歌い上げた。

「サイコロトーク」のコーナーでは、最初に挑戦したJUNGKYUNが、「もし、タイムマシーンがあったら、10年後、10年前どちらに行きたい？」というお題をゲット。「10年後です。過去に戻っても、後悔していることはありません。未来に行って、悪いことがあるか確認して、また戻ってきて、それを避けるようにしたいですね」と答えた。

YUSEONGのお題は「メンバーの中で、これだけは自分が一番と思うこと」。「一度も考えたことはなかったけど、今考えてみたら、僕はJUNGKYUN兄さんの次に歌がうまいんじゃないかな。来年、再来年には僕がメインボーカルをしているかも」と、笑顔で語った。

また、「デビューしてから変わったこと」について、「昔の写真を見たんですけど、もっと前は頬に肉が付いていて、ふっくらしていました。最近は鏡を見るたびに思います、HIGHTOPはカッコイイな、って（笑）」と答えたHIGHTOPに対し、YUSEONGが「いつも兄貴分たちがHIGHTOPを叱ると、彼は泣いていたんです」と暴露。さらに、Z-UKが「で、また同じミスを犯す（笑）」とツッコミを入れると、HIGHTOPが立ち上がり笑顔で親指を立てるなど、和気あいあい。さらに、RONやZ-UK、YUSEONGがキヨミダンスをキュートに披露すると、会場からは大きな爆笑、そして大きな拍手。

「Delilah(JPN ver.)」で再びオールスタンディングとなり、雰囲気は最高潮に。観客席にはブルーや白のペンライトが揺れ、ファンクラブの名前どおりの大きなWAVEとなって盛り上げた。
「10年後もいっしょに来てください！　ありがとうございます」と決めポーズを取った6人。そして、RONがおどけた表情でバレリーナの風のダンスをしながら、投げキス！　大きな歓声に包まれながら、6人はステージをあとにした。