※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
SBSドラマ「車輪」15話(視聴率4.2%)は、人生最大のジレンマに陥ったヘジュ(キム・ヒョンジュ)の様子が描かれた。
ヘジュはジュンド(パク・ヒスン)と一緒にニュース番組に出演した。20年前の事件について勇気を出して明らかにした彼女に、別の関門が待っていた。ジュンドの予想通り、性犯罪の被害者たちのための「ナム・グンソル法」と衝突するジフン(チョン・テクヒョン)の性的暴行についての質問が続いた。事実ではないと知りながら「ジフンの話がナム・グンソル法の本気度を訴えるのに一番効果的だ」というジュンドの説得に、ヘジュはそれを認めるしかなった。
カメラの前でと歯違い、控室に戻った二人の間には冷たい空気が流れた。そんな中、ヨジン(ソ・ジョンヨン)が自ら命を絶とうと大量の睡眠薬を飲んだという連絡を受けたヘジュとジュンドは病院に向かった。ジュンドを帰して一人で残ったヘジュはヨジンを見ている間、複雑な気持ちだった。少しして意識が戻ったヨジンはヘジュを見るなりうそをついてごめんと謝り、過去にジュンドから性的暴行をされたことを明かした。
真実に直面したヘジュはヨジンを抱きしめ、しばらく泣いた。ヨジンは今更通報する自信がないから今のままでいると言った。その気持ちを誰よりもよく分かっているヘジュは強要できなかった。しかし現実は無情だった。加害者であるジュンドは真実を隠したままナム・グンソル法の推進に拍車をかけていた。ヘジュはジュンドに真実を追求すると、ジュンドはただ過ちを犯しただけで反省して罪を償いながら正しく生きてきたという弁明で一貫した。
(2ページに続く)