女優ユン・ジョンヒさん、パリで永眠…夫ペク・コヌは霊柩車を見送り涙


女優のユン・ジョンヒさんがフランス・パリで永眠した。

夫でピアニストのペク・コヌ、娘ジニさんら遺族は去る30日(現地時間)午前、バンセンヌノートルダム聖堂で故人を見送った。

娘のジニさんは遺族や知人らおよそ60人と共に参列し、ミサでフランス語の追悼詩を朗読した。ジニさんは涙を流しながら「わたしの母は、わたしの精神的な救世主でした」とし、「手を放すので、天国で穏やかなにお眠りください」と述べた。

フランスでバイオリニストとして活動しているジニさんは、2019年からアルツハイマー型認知症で闘病していた母親ユン・ジョンヒさんを看病していた。


ミサが終わると、故人は聖堂近くの火葬場に移動された。夫ペク・コヌは霊柩車の扉が閉められると堪えきれず涙を流し、空を見つめた。車が角を曲がっても、ずっと妻の行く道を見守っていた。

なお、火葬が終わると遺骨は、聖堂近くに納骨堂に安置された。

これに先立ち今月20日、映画界によると、ユンさんは19日(現地時間)パリでこの世を去った。

ユンさんはこれを前に、アルツハイマー型認知症の闘病中であることを明かしていた。ユンさんの夫でピアニストのペク・コヌ(76)が番組を通して「正直、アルツハイマーを患っているというのは良いニュースではない。だが、もう隠せない段階まで来て、ユン・ジョンヒを愛する人たちも知るべきだと思った。もう画面に出るのはできないから、知らせる時が来たのだと思った」と伝えていた。

WOW!Korea提供

2023.01.31