歌手兼俳優のイ・スンギがJTBCのグローバルアイドルサバイバル番組「PEAK TIME」への出演を確定させた。
前所属事務所のHOOKエンターテインメントとの葛藤の痛みを乗り越え、本格的に熱心に仕事をし始める様子だ。
12日、JTBCはイ・スンギによる来年初めに放送される「PEAK TIME」のMC合流を知らせた。「PEAK TIME」はアイドルオーディション初のチーム戦で繰り広げるサバイバル。デビュー経験がある人々が“ワールドワイドアイドル”の座をめぐって競争する。イ・スンギがMCとして活躍していたJTBCの「シングアゲイン」の制作陣の作品でもある。
制作陣はイ・スンギの合流について、「イ・スンギは状況共感とセンスあふれる進行、卓越した音楽性まで兼ね備えている。参加者の気持ちを代弁するだろう」とし、「参加者たちとのシナジーを期待してもいいだろう」と信頼を見せたりもした。
このように歌や演技、バラエティ、MCなどすべての方面で優れた活躍を見せていた、自他ともに認める大韓民国の“トップスター”イ・スンギは現在、前所属事務所HOOKエンターテインメントと清算に関する葛藤でつらい時期を送っている。
イ・スンギは先月15日、HOOK側に音源量の未精算関連の内容証明を発送した。イ・スンギ側は2022年9月までに137曲をリリースしたが、一銭も清算されなかったと主張している。しかしHOOK側は「イ・スンギにたった一度も音源清算をしなかったという内容は事実と異なる」と対立する立場を示した。
そして今月1日、イ・スンギ側はHOOKエンターテインメントに専属契約解除の通知書を発送した。信頼が崩れこれ以上一緒に仕事ができないということだ。論議が激しくなると、HOOKのクォン・ジニョン代表は「イ・スンギ氏に関連する争いにも、完全に責任を負う姿勢に下げ、私が負わなければならない責任に対して回避せず、個人の財産を処分して責任を負うようにする」と約束した。
デビュー後18年間を一緒に過ごしてきたHOOKエンターテインメントとよくない決着を結ぶことになったイ・スンギは、出演が確実視されていたSBSのバラエティ番組「イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り2」もしばらく休むことに決めた。SBS側は「イ・スンギを待ちながら既存のメンバーで収録を始める予定。イ・スンギの合流時期は未定だが、制作陣および出演陣は心労中のイ・スンギが、すべてが解決されて一日も早く復帰することを願う」と明かしたりもした。
このようにデビュー18年にして最大の試練に出会うことになったイ・スンギは、来年1月に放送されるJTBC「PEAK TIME」のMCとして合流しながら、熱心に働く新年を予告した。アルバムカムバック、ドラマ、バラエティまで、イ・スンギは“痛み”を乗り越え明るい新年を送ることができるだろうか、関心が集中している。
WOW!Korea提供