男性アイドルグループ「OMEGA X」が、代表の暴言・暴行・セクハラなどを理由に所属事務所SPIREエンターテインメントに専属契約効力停止仮処分訴訟を提起した中、所属事務所側は一部葛藤を認めつつも、これを契約解除事由と受け取るのは難しという立場を明らかにした。
7日、ソウル東部地方裁判所第21民事部は、「OMEGA X」がSPIREエンターテインメントを相手に提起した、専属契約効力停止仮処分を申請訴訟の初尋問期日を行った。
SPIREエンターテインメント側の法定代理人は、「OMEGA X」の専属契約解除要求と関連し、14日の猶予期間内に何の是正も行われなかったとき主張できると、契約解除要件が成立しないと反論した。
特にカン理事が代表理事から降格するなど、所属事務所として措置を行った点を強調し、「OMEGA X」と継続してマネジメントしていきたいという意思を伝えた。
しかし「OMEGA X」がアメリカから私費で帰国し、抑留説が起こったことと関連し、所属事務所側はアーティストを保護するために航空券をキャンセルしたと釈明し、収益の精算と関連しても支給できる水準ではないと主張した。
これに「OMEGA X」側はカン理事が航空券を一方的にキャンセルし、セクハラも事実だと反論した。
また、人権侵害による信頼関係が破綻しているので、専属契約を維持できないと主張した。
メンバー全員が参加した「OMEGA X」は、この日裁判所に入場し、「昨夜にとても緊張して眠れなかった。今日、弁護士さんと手助けしてくれる方たちを信じて来たので、いい結果が得られるよう願う。僕たちのファンクラブの皆さんが待っていてくれているのを感謝し、最後まで応援してくださったらうれしい」と心境を明らかにした。
今回の事件は、去る10月にオンラインコミュニティなどに「OMEGA X」所属事務所代表のカン氏から暴言及び暴行を受ける音源が拡散され、騒動に発展した。
「OMEGA X」は先月16日に記者会見を開き、カン氏からガスライティングを受けたとし、暴言と暴行、セクハラ被害を受けたと暴露した。
WOW!Korea提供