俳優チュ・サンウクが、「太宗イ・バンウォン」の動物虐待問題当時の心境を告白した。
最近、ソウル江南区(カンナムク)HBエンターテインメントでチュ・サンウクは、KBS 1TV「太宗イ・バンウォン」のビハインドストーリーを伝えた。
1日に放送終了した「太宗イ・バンウォン」は、高麗という古い秩序を壊して朝鮮という新しい秩序を作った時期、誰よりも朝鮮建国の先頭に立ったリーダーイ・バンウォンの姿にスポットを当てたドラマだ。最終回の視聴率11.5%(ニールセンコリア提供、全国世帯基準)を記録し、有終の美を収めた。チュ・サンウクは劇中イ・ソンゲの5番目の息子である朝鮮の3代王の太宗イ・バンウォン役を引き受けた。彼は今まで見られなかった新しい「人間イ・バンウォン」に再びスポットを当てて好評を受けた。
チュ・サンウクは「紆余曲折があったが無事に終わって本当に幸いだが、物足りなさがたくさん残る作品だった。ドラマ開始前に無事に終わってほしいと言ったけど。他のドラマも聞いてみると大小いろいろあるようだ。無事に終わることは問題ないと思っていたが、簡単ではないということを切実に感じる作品だった」と終了の感想を伝えた。
「太宗イ・バンウォン」は動物虐待問題が浮上した。落馬シーンの撮影で馬を強制的に転ばせて、1週間後に馬が死亡したというニュースが伝えられた。これによって、出演する動物の保護のための制作ガイドラインが新たに設けられ、「太宗イ・バンウォン」は5週間の再整備期間を経て放送を再開した。
これに対してチュ・サンウクは「ドラマをしながら1ヶ月くらい休むのは初めてだったが、気苦労が多かった。周囲で見たこともないことだったので、ドラマが廃止されると思った。幸いにも撮影が再開し、うまく終わって感謝している」と打ち明けた。