アメリカ育ちの3人組コリアングローバルバンド、ROYAL PIRATESが4月より開催の新イベント「Next Breakers Meeting in Tokyo」に第1弾アーティストとして、4月18日(土)東京・原宿アストロホールに登場した。
イベント開始前よりメンバーの登場を今か今かと待ちわびるファンの声援で満員の会場内はすでにヒートアップ!
スクリーンに次々とメンバーが映し出されると、その度に会場には大きな歓声が沸き上がった。
力強い演奏に歌声、1曲目「Shout Out」でライブがスタート。
「一緒に!」と会場に呼びかけ、オープニングからファンと共に声を合わせるROYAL PIRATES。
MOON
「서울 촌놈(ソウル チョンノム)」と続いた後、「みなさん、お久しぶりですね。みなさんにたくさん会いたかったです。みなさんも僕たちに会いたかったですか?」とMOONがなめらかな日本語であいさつ。
会場の反応に「そのぐらい?」と早速ファンにお茶目ぶりを発揮。
「次は『사랑에 빠져(サランヘッパジョ)』です。日本語で歌いますからみなさんも一緒に歌ってください」と再び演奏へ。
ファーストアルバム「Drawing the Line」のタイトルチューンでアメリカ、ビルボードワールドミュージック部門で第8位になった「Drawing the Line」と続いた。
Jamesが「僕たちが新しいアルバムを準備しているのはみなさん知っていますね?準備している曲たちをみなさんに紹介したいです」というとMOONは「『가지마(カジマ)』という曲でツアーの時に一回やりましたけど僕たちのファンの方には初めての曲です」と紹介、そして曲が終わるとファンからの大歓声が会場を埋め尽くした。
ドラムのSOOYOONがステージの準備する間も「어서 와!(早く来て)」と煽るファンの声がさらにステージへの期待感を高めていく。
SOOYOON
ステージの前に出てきたSOOYOONは「いつも後ろでいたので(ファンのみなさんが)よく見えませんでしたがこれはよく見えますね。近くでみなさんに会うと、(みなさんは)もっときれいですね」というとSOOYOON のリップサービス?!にJamesが「わるい~~」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
SOOYOONが「次は『미안해(ミアンヘ)』という曲を歌います」と楽器をギターに替え自作曲を叙情的に歌った。
続いて「Jamesの曲ですね」と紹介されたJamesは英語で話し始めてから韓国語に変え「私が書きました。とても気持ちを、気持ちを込めて書きました。みなさんが楽しんでくれたらうれしいです」と「Honestly」を届けた。
途中アクシデントがあったからと「もう1回やりましょうか?もっと準備したところをみなさんに見せたいですから」とのJamesのひと声で再演奏し、会場をひとつにした。
James
じわじわ盛り上がる曲から、メタルバンドメンバーだったというJamesの2曲目は「この曲を書いた時はとても大変な時期でした。今大変な時期を送っている方々に贈りたい曲です。でもバラードじゃなくてメタルなのでみなさんのヘドベン(ヘッドバンギング)が必要です(笑)。ヘドベンコンテスト~!一番うまくヘドベンをした人に僕のピックを差し上げます」と、「Super Natural」をパフオーマンスし、熱情的な世界へ誘った。
この日はゲストに新しくファミリーになった後輩、Brian Parkも登場。
SOOYOONの「Kiss from a Rose」をキーボードの弾き語りで披露、さらにBrian Park自身の「슬픈노래(スルプン ノレ)」、「Young & Free」をしっとりと歌った。
Brian Park
MOONが新曲「Going through Hell」に続いて披露したのは韓国にMOONが来たばかりの頃に書いたという曲「사랑하지 않는 척(サランハジ アンヌン チョク)」。
日本語でのタイトルの意味を聞き、「♪愛してないふり~」と日本語で口ずさみ「いいですね」と満足げなMOON。
ダンスナンバー「Shake It」では照明も赤くなりダンスホールの雰囲気に。
高音がセクシーなナンバー「Disappear」が終わると「すごくヘッドバンギングしてくれたから」とMOONが前列のファンにピックをプレゼントする一幕も。
ライブではそれぞれが作ったというソロ曲で多才な音楽性を見せ、会場を魅了するROYAL PIRATES。
アンコールは「一緒に歌ったらいい曲だと思います」と「You」を歌唱。
ファンの歌声も素敵にシンクロすると思わず「お!」と称賛の声をもらしたJames。
全18曲、甘い歌声から男らしい熱い曲までバリエーションに富んだ選曲で楽しませてくれたROYAL PIRATES。
そんな彼らの熱いステージに全身全霊で応援し、盛り上げるファンたちでライブは最高潮の盛り上がりとなった。
また公演後には、ハイタッチ会を実施。
さらに1部、2部両公演購入者はメンバーとのチェキ撮影会を行うなど、ファンとふれあう楽しい時間を持った。
取材:Korepo KOREAREPORT INC
■ROYAL PIRATES日本公式サイト http://www.royal-pirates.jp/