「2021 SBS芸能大賞」では、お笑い芸人ユ・ジェソクを見れない。
ユ・ジェソクが、新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと13日に知らされた。所属事務所アンテナによると、ユ・ジェソクは去る11日に感染者と濃厚接触との通知を受け1次PCR検査を行い、陰性との結果を受けた。しかし受動的監視対象に分類され、13日に2次PCR検査を行い陽性判定を受けた。ワクチンの2次接種を終えてから2週間以上が過ぎており、ブレークスルー感染だ。
地上波とケーブルTVを問わず活躍中であるユ・ジェソクであるので、芸能界は非常事態となった。SBS「ランニングマン」、tvN「ユークイズオンザブロック」、MBC「遊ぶなら何する?」などの制作陣がすぐに対策を議論し、撮影の延期などの方針を出した。
もう一つ非常事態となったのが、来たる18日に行われる予定だった「2021 SBS 芸能大賞」チームだ。「ランニングマン」という長寿番組を基盤に、毎年対象候補として圧倒的な存在感を見せて来たユ・ジェソクの不参加は不可避となったためだ。
現在ユ・ジェソクが出演中のプログラムがないKBSを除外すると、来たる29日に予定されているMBC「放送芸能大賞」もまた同じ悩みに陥るしかない。
ここに芸能界で相次ぐ新型コロナウイルス感染症の感染者が発生している中、多くの人員が参加する年末授賞式を安全に終えられるのかという放送局の大きな課題として残ることとなった。
WOW!Korea提供