「工作都市」キム・ガンウ、国民アンカーで戻ってくる…スエと夫婦役


「工作都市」を通じて、強烈になって帰ってくる俳優キム・ガンウの、初めてのスチールが公開された。

12月8日に初放送されるJTBCの新水木ドラマ「工作都市」(脚本:ソン・セドン、演出:チョン・チャングン)でキム・ガンウは、ファンクラブもある国民アンカーのチョン・ジュンヒョク役に扮し、カリスマみなぎる演技を披露する予定だ。

「工作都市」は、韓国の政財界を牛耳るソンジングループの美術館を背景に、韓国で最も高い地位に就こうとする女性たちの欲望を描いた、破格ミステリースリラードラマだ。

キム・ガンウは、国民の絶大な信頼を得るJBCの看板アンカーであり、ソンジン家の次男チョン・ジュンヒョクを演じる。家の過ちさえも果敢に報道して、ソンジングループの婚外子というレッテルも、自身のキャリアをより一層価値あるものとして輝かせる素材に使うほど賢い男だ。

だがクールな話し方と男らしい気質で、“ソンジングループの婚外子”という劣等感を耐えているだけに、これ以上欲望が必要ない最高の座に就く日を待っている。人間を「欲望を抱く人間と欲望などないふりをする人間」で分類する彼の考えには、世の中に向けた冷笑的な態度が考えられる。

公開された写真には、チョン・ジュンヒョクというキャラクターに完ぺきになりきったキム・ガンウの姿が込められている。財閥一家の生まれとして感じられる、高級な雰囲気と自信が宿った目つきなど、大衆が憧れる看板アンカー、チョン・ジュンヒョクのイメージを如実に表わしている。また、その裏には果てしない深さの孤独感まで見え隠れしており、キム・ガンウが描き出す、立体的な内面演技に期待が高まっている。

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2021.11.16